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菌生探索

2018/03/20、23、26、30

知っている菌生虫草の坪でまだ確認していないところがいくつか残っているので、順に調べてみることにした。
まず20日は以前から知っている京都市の坪。ここ数年はあまり見つかっていない。おぼろげな記憶を頼りに昔出ていた辺りを調べていくと、数カ所でヌメリタンポタケの小群生がみつかった。全部合わせても10本足らず。しかし相変わらず発生が続いていることが確認できた。
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Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces Place:Kyoto. 20 Mar. 2018.


菌生を探す過程でオイラセクチキムシタケが3体みつかった。1体は完熟していたが、残り2体は未熟、ようやく小さな子嚢殻ができはじたばかりだった。長岡京市に比べて随分遅いように思う。
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Ophiocordyceps rubiginosiperitheciata
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 20 Mar. 2018.


23日はバスで京都市内2箇所を回った。目的はオオセミタケとシャグマアミガサタケだったが、どちらも出ておらず菌生虫草もみつからなかった。
見つかったのは未熟なヒメクチキタンポタケが2体、うち1体は宿主が完全に露出していた。
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Ophiocordyceps annullata
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 23 Mar. 2018.


もう1箇所ではタイワンアリタケの他には極めて小さいハスノミクモタケが1体みつかっただけだった。
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Hevansia nelumboides
Host: Spider Place:Kyoto. 23 Mar. 2018.


26日はK川、昨年見つけたハナヤスリタケの坪を見に行った。まだ小さく、数も10体ぐらいしか出ていなかったが一応坪の健在が確認できた。
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“hanaya180326b.jpg"
Tolypocladium ophioglossoides
Host: Elaphomyces Place:Nagaokakyo. 26 Mar. 2018.


その後12日に調べた辺りを改めて調べた。前回は昨年タンポタケが群生していた場所が思い出せなかったが、今回は確認できた。数は昨年より少なく、7、8本というところだったが、こちらも坪の健在が確認できた。ヌメリタンポタケもしなびたものが1本みつかった。
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“tan180326b.jpg"
Tolypocladium capitatum
Host: Elaphomyces Place:Nagaokakyo. 26 Mar. 2018.


30日は京都市内で花見を兼ねて展覧会巡り。ついでにオオセミタケの坪を見に行った。かなり大きくなってきたが、まだ胞子は出していない。例年より遅いようだ。7体ほど見つかったが大半は新しく出てきたもので、前回みつけていたものは無くなっているものが多かった。
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“oosemi180330a.jpg"
Ophiocordyceps heteropoda
Host: Nymph of cicada Place:Kyoto. 30 Mar. 2018.

  1. 2018/03/31(土) 10:40:17|
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春を待つ2018

2018/02/12、03/12、13

例年なら1月の後半にはオオセミタケや菌生虫草が出始めるのだが、今年は寒さが非常に厳しいせいか、2月に入っても一向に出る気配がない。長岡京市や京都市のいくつかの坪を回ってはみたが、全て空振りだった。

2月12日は昨年O江さんに教えてもらった坪を見に行った。昨年出ていた辺りの落葉をめくってみると、次々に黒い棍棒形のストローマが現れた。ハナヤスリタケだ。その数ざっと50本。小さいがほぼ完熟しているように見える。1月からもう出始めていたのだろう。
昨年ヌメリタンポタケが出ていた辺りも調べたが、見つからなかった。
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“hana180212b.jpg"

“hana180212c.jpg"
Tolypocladium ophioglossoides
Host: Elaphomyces Place:Nagaokakyo. 12 Feb. 2018.


その後も何度か出かけたが何も見つからず、3月12日は久しぶりにK川に出かけた。昨年タンポタケが群生していた辺りを目指す。昨年の場所がどこだか正確には覚えていないが、とりあえずブナ科の大木から数メートルの場所に見当を付けて探してみる。
早速1体みつかったが、タンポタケではなくヌメリタンポタケのようだ。K川流域ではハナヤスリとタンポは何度も見ているが、ヌメタンは初めてだ。周りの落葉をめくって探してみたが、ここでは最初の1体だけ。これは持ち帰ることにした。少し進んだ所で6、7本まとまって見つかった。今度もヌメタンのようだが確実ではない。2体持ち帰る。
“nume180312a.jpg"

“nume180312b.jpg"

その後道沿いの斜面を中心に探したが見つからず、川の近くの平らな場所を探してみることにした。しばらく探すと白い胞子に包まれたストローマが見つかった。これぞタンポタケと思ったが、持ち帰って検鏡してみると、これもヌメタンだった。
“nume180312c.jpg"
Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces Place:Nagaokakyo. 12 Mar. 2018.


結局タンポタケは最後に見つかった緑灰色の3本(地中でつながっていた)だけだった。
“tan180312a.jpg"
Tolypocladium capitatum
Host: Elaphomyces Place:Nagaokakyo. 12 Mar. 2018.


翌13日は京都市内に梅を見に行ったついでにオオセミタケの坪を見に行った。
ここはすでに多くの人々に知られてしまった坪なので、毎年たくさんの堀跡が見られる。特に昨年は数十体まとめて掘られていたので、そのせいか2月に行った時にも一本も見られなかった。今日もなかなか見つからなかったが、ようやく端っこの方で5、6体みつかった。もちろん採集はしなかった。
“oosemi180313a.jpg"

“oosemi180313b.jpg"

“oosemi180313c.jpg"

“oosemi180313d.jpg"
Ophiocordyceps heteropoda
Host: Nymph of cicada Place:Kyoto. 12 Mar. 2018.

  1. 2018/03/15(木) 20:08:12|
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寒波到来

2018/01/24

天気予報によればこの週の後半に非常に強い寒波がやってくということで、本格的に寒くなる前に出かけておくことにした。
K川へ。この日の狙いはやはり葉裏の気生虫草だ。ハガクレ谷を行く。ずっと川の中を進むのはさすがに厳しいので、道を進みながら時々川に降りて探すことにした。
早速アオキの葉裏からハガクレシロツブタケが見つかった。普通種だが撮影用に採集。
“hagakure180124.jpg"
Torrubiella sp.
Host: Pupa of Diptera Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じアオキの別の葉でコノイデオクレラ・テヌイスがたくさん付いたものが何枚か見つかった。
“conoid180124b.jpg"
Conoideocrella tenuis
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じ葉に猩紅病菌もいくつか付いていた。
“syoukou180124.jpg"
Nectria flammea
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


また、別の場所でハダニペニイロツブタケも見つかった。
“hadabeni180124.jpg"
Conoideocrella luteorostrata
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


何度目かに川に降りた場所でクモノエツキツブタケが一体みつかった。この時期なので古いものだが、なかなか見事な乾燥標本になっている。
“etuki180124.jpg"
Gibellula globosostipitata
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じく乾燥標本状態になったギベルラが一体みつかったが、種までは特定できない。
“kumo180124a.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


小さなギベルラ・レイオパスも見つかったが、これは新しい。
“kumo180124b.jpg"
Gibellula leiopus
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.
  1. 2018/01/29(月) 16:35:49|
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