ようやく始動

2017/01/10

個展などいろいろあってK川も随分ご無沙汰していたが、約3か月ぶりに行ってみた。手始めにアブ谷から。ここは真冬でも葉裏の気生種が見られるところだ。途中の道で何気なく低木の葉をひっくり返してみると、さっそくコノイデオクレラ・テヌイスが見つかった。
c_t170110a.jpg
Conoideocrella tenuis
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


アブ谷に着いていつものツバキの木を調べてみると、やはり川上橙色虫生菌が見つかった。今年はかなり数が多い。
kawa170110b.jpg

kawa170110a.jpg
Aschersonia kawakamii
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


その近辺では他にも先ほどのコノイデオクレラ・テヌイスなどいくつかの気生種が見つかった。

ハガクレシロツブタケは真冬にもかかわらず、ちょうど良い熟度のようだ、
haga170110a.jpg
Torrubiella sp.
Host:pupa of Diptera Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


ネクトリアの仲間。アオキの葉裏に5、6体。
nec170110a.jpg
Nectria sp.
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


場所を変えて隣の谷ではツバキの葉裏にアスケルソニア・ゴルディアーナが多数。
asc_g170110a.jpg
Aschersonia goldiana
Host:Whitefly Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


他にクモの卵嚢と思われる物から出たTorrubiellaが見つかったが、これはいつものアカツブではなくコゴメクモタケだろう。
kogo170110a.jpg
Torrubiella plana
Host:Egg-sac of spider Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.

  1. 2017/01/14(土) 12:53:01|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ツブノセミタケの新芽

2016/12/23

個展のため随分長く更新できなかったが、個展が終わってもなかなか虫草探しにでかける余裕ができない。年の瀬も間近に迫ってきているので、とりあえず家から徒歩10分ほどの近場の坪の記事でお茶を濁しておく。

1枚目の画像を見ただけではよくわからないだろうが、これはツブノセミタケの新芽だ。
この場所は1990年代の初め頃に見つけたのだが、それ以来四半世紀にわたって入れ替わり立ち替わりツブノセミタケが発生し続けている。毎年冬に新芽が発生し、夏に完熟する。宿主が充分に大きい場合は胞子を放出した後も消滅せず、次の冬には古い株から枝分かれするように新しい芽が出てくる。
2枚目の画像の白いものはおそらくアナモルフだと思われるが、これも冬によく見られる。
tubusemi161223b.jpg

tubusemi161223a.jpg
Polycephalomyces prolificus
Host:Nymph of cicada Place:Nagaokakyo. 23 Dec. 2016.
  1. 2016/12/28(水) 11:34:47|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

2016年10月前半まとめ

2016/10/06、10、11

個展が近づいてきているのでなかなか探索に行けない。行けたとしても遠出はできないのであまり収穫がない。

6日は京都市内に知人の展覧会に行くついでにいつもの公園にキノコを見に行った。まずセミノハリセンボンを探したが一つも見つからない。次にミヤマタンポタケの坪を見に行った。食べられるものも含めて非常に多くのきのこが出ていたが、目的のミヤマはなかなか見つからない。しかたがないので普通のきのこの写真でも撮ろうと三脚の準備をしていると、すぐそばの朽木から見覚えのある頭部が出ているのに気付いた。この種は朽木生ではないが、木が分解した土が好きなのか朽木のすぐそばに出る傾向がある。今回も一見朽木から出ているように見えるが、木はほとんど分解されて土と化している。周りを調べると10本あまりが見つかった。
miyatan161006d.jpg

miyatan161006c.jpg

miyatan161006a.jpg

miyatan161006b.jpg

miyatan161006e.jpg
Tolypocladium intermedium f. michinokuense
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 06 Oct. 2016.


10日はK川に行ったが大雨で水嵩が増えていてクモ生探しはあきらめた。継続観察中のフタイロスカシツブタケは子嚢殻がかなり増えている。そろそろ完熟か?
huta161010a.jpg

huta161010b.jpg
Torrubiella? sp.
Host:larva of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 10 0ct. 2016.


11日は近所のK寺裏の山林へ。食用きのこが目的だったがあまり見つからず、虫草さがし。オイラセクチキムシタケが2体だけ見つかった。もちろん未熟だ。
oira161011b.jpg

oira161011a.jpg
Ophiocordyceps rubiginosiperitheciata
Host:larva of Coleoptera Place:Nagaokakyo. 11 0ct. 2016.

  1. 2016/10/25(火) 12:10:32|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
前のページ 次のページ