クモ谷再び

2017/08/30

K川へ。前にも書いたが今年は昨年に比べてかなりクモ生虫草の数が少ない。それでもクモ谷は先月の調査でややましだったので、再調査してみることにした。
川に降りて早速ギベルラ・レイオパスが見つかったが、後が続かない。それでも小型のギベルラ・ディモルファギベルラ・プルクラ?と一体ずつ見つかった。
G_l170830.jpg
Gibellula leiopus
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.

“G_d170830.jpg"
Gibellula dimorpha
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.

“G_p170830.jpg"
Gibellula pulchra?
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.


有性時代は未熟なクモノエツキツブタケが一体だけだった。
etuki170830.jpg
Torrubiella globoso-stipitata
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.


クモ生以外ではアブラムシ生のヒルステラが見つかった。
abura170830.jpg
Hirsutella sp.
Host: Aphid Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.


あと、ハナサナギタケは非常に多く発生していた。
hanasa170830.jpg
Isaria tenuipes
Host: Pupa of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.


かなり奥まで進んだ時、川の上に伸びた枝の葉に何かモヤッとしたものが付いているのが目に入った。これは以前見たことがあるケカビの仲間、Sporodiniella umbellataだ。それも、かなり発達したものだ。これは持ち帰った。
su170830a.jpg

su170830c.jpg

su170830b.jpg
Sporodiniella umbellata
Host: Adult of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 30 Aug. 2017.

  1. 2017/09/06(水) 16:35:06|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

リハリビ

2017/08/15、17

8月の前半に一週間ほど入院していたので、虫草探索のほうもお休みだった。退院後リハリビも兼ねて何度か近くに行ってみたが、地生の虫草はすっかり姿を消しており、体力が戻っていないこともあってあまり収穫はなかった。
15日はK川へ。本流のダム湖辺りを調べた。カメムシタケはすでに姿を消し、他の地生種も見つからない。河原を歩いていると目の前の木の枝にシャクトリムシハリセンボンが付いているのが目に入った。この種は今年3体目だ。2体目はこの数日前に見つけたが、急斜面だったので、枝をつかんだまま足を滑らせた拍子に枝が跳ねて飛んで行ってしまった。
“syaku170815b.jpg"

“syaku170815a.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Larva of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 15 Aug. 2017.


前に見つけていた1体目も見に行ったが、重複寄生菌と思われる白い菌叢が出来始めていた。
“syaku170815c.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Larva of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 15 Aug. 2017.


17日は少し足を伸ばして京都市西部の谷に行ってみた。いつもは自転車で行くのだが、体力が戻っていないので電車とバスを乗り継いで行った。
タイワンアリタケは以前に比べると随分少なくなったが、いくつか見られた。完熟しているものもあった。
“ari170817a.jpg"
Ophiocordyceps unilateralis
Host: Ant Place: Kyoto. 17 Aug. 2017.


目的の坪に行く途中で、道を塞いでいる倒木から赤いものが出ているのを見つけた。何と、久しぶりのシュイロクチキタンポタケだ。この辺りでは初めてだ。
あまりに目立つ場所なので持ち帰ることにした。
“syuiro170817a.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Ant Place: Kyoto. 17 Aug. 2017.


目的の坪に着いてジムシヤドリタケを探したが、やはり見つからない。どうやら今年は発生しなかったようだ。同じ宿主から出るシロサンゴタケは見つかったので、依然としてこの場所が有力な坪であることに違いはない。
“sirosan170817a.jpg"
Polycephalomyces formosus
Host: Ant Place: Kyoto. 17 Aug. 2017.


帰り際にガヤドリタケの仲間を1体みつけた、未熟なテレオモルフかアナモルフかよくわからない。
“ga170817a.jpg"
Cordyceps tuberculata?
Host: Adult of Lepidoptera Place: Kyoto. 17 Aug. 2017.

  1. 2017/09/01(金) 09:34:00|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

クモ生調査2017

2017/07/27、31

K川へ。地生虫草は盛りを過ぎたようなので、川に降りて葉裏の気生種を調べることにする。27、31日といくつかの谷を廻ってみたが、昨年に比べてかなりクモ生虫草の数が少ない印象だ。特にアブ谷は昨年あれほど多かったのに、今年は全く出ていない。
27日はクモ谷を中心に、31日は本流とハガクレ谷を中心に調べた。
有性時代のクモ虫草はほとんどがクモノエツキツブタケで、あまり柄が発達していないものばかりだった。未熟なものも多かった。
etuki170727c.jpg

etuki170731a.jpg

etuki170731b.jpg

etuki170731c.jpg

etuki170731d.jpg

etuki170731e.jpg

etuki170731f.jpg
Torrubiella globoso-stipitata
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 27, 31 Jul. 2017.


エツキ以外ではいつもの黄色の不明種が見つかった。
kikumo170731.jpg
Torrubiella sp.
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 31 Jul. 2017.


無性時代では3種類のギベルラがみつかった。それぞれギベルラ・プルクラギベルラ・ディモルファギベルラ・ユニカと思われる。
gibe170727b.jpg
Gibellula pulchra?
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 27 Jul. 2017.

gibe170727c.jpg
Gibellula dimorpha
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 27 Jul. 2017.

gibe170731a.jpg
Gibellula unica
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 31 Jul. 2017.


他に未熟なギベルラかアカンソミセスと思われる不明種、コエダクモタケに重複寄生したと思われる不明種が見つかった。
kumo170727b.jpg

kumo170727a.jpg
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 27 Jul. 2017.

クモ生以外ではハチタケが1体みつかっただけだった。
hati170727.jpg
Ophiocordyceps sphecocephala
Host:Wasp Place:Nagaokakyo. 27 Jul. 2017.

  1. 2017/08/31(木) 22:53:27|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
前のページ 次のページ