スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

トガリスズメバチタケ

2005/08/22

暑さが少しはましなようなのでちょっと遠出してみた。西山を越える峠道を登ってみることにしたのだ、山道に入る前に、途中のY川沿いの林を調べた。15年ぐらい前に虫草に関心を持ち始めた頃に何度か調べたが、あまり成果がなくて最近は全く行かなくなっていた場所だ。車道から少し入ったところでゴミ等も捨てられており、今見ればあまり有望な場所には見えない。しかし葉を裏返して見ると、不完全型のクモ虫草がいくつか見つかった。

hati1.jpg
斜面地上を調べるとシダの葉陰に黄色っぽい根のようなものが見えた。ハチタケのようだ。よく見ると結実部の先端が突き出している。トガリスズメバチタケと考えていいだろう。寄主のハチが腰のところで折れてしまったが持ち帰ることにした。特に珍しい種類ではないが今年は初めてだ。

山に入る。舗装道路だが狭くて傾斜がきつく、自転車で登るのは大変だ。
標高400mぐらいで峠を越えるとなだらかな川沿いの道に出る。この道沿いにイタドリの群生が点在するのでその根元に虫草が付いていないか調査するのだ。結構有望そうな場所はあったのだが、結局目的の虫草は見つからなかった。やはりこの季節に自転車で遠出すると、目的地に着いても調べる体力が残っていない。
イタドリの根元にはカメムシが多数付いていて、かなりの数がBeauveria bassianaに冒されている。白い固まりがいくつも付いている。

bobe1.jpg
あまりに収穫がないので記念に一枚。交尾中に感染したのだろうか?こういうのも珍しいものではない。
帰りは下りだったので快適だった。

fumei1.jpg
途中でみつけたわけのわからない物。虫草ではないかもしれない。

持ち帰ったトガリスズメバチタケを検鏡した。あまりいい状態の標本ではないらしく、非常に見づらい。

hati2.jpg
トガリスズメバチタケCordyceps oxycephala

hati3.jpg
結実部

hati4.jpg
二次胞子はやや大きさにばらつきがあり、トガリスズメバチタケよりもハチタケのデータに近い。もっともこの両者を別種とすることに疑問を持つ人もいるようだ。

hati5.jpg
子嚢頭部。変わった形のものが混じる。
  1. 2005/08/23(火) 21:36:01|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<アブタマ | ホーム | クモ谷2>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ignatius.blog3.fc2.com/tb.php/74-eef10e3f