ハガクレ谷2

2005/07/27

台風は結局近畿地方には来なかった。多少強い風が吹き、ちょっとまとまった雨が降っただけだった。K川に行ってみたが水量もいつも通り。今回はハガクレ谷のクモ虫草をもう一度調べることにした。前回調べた場所より上流を見てみたが、やはりクモ虫草は多い。
トルビエラクモタケが一番多いがこの種はほとんどが完熟している。

etuki2.jpg

クモノエツキツブタケも結実しているものが増えて来た。
ツキダシハスノミクモタケはまだまだ未熟だ。

kogome3.jpg

コゴメクモタケも完熟しているものがあった。

torubi4.jpg

長いギベルラを伴ったトルビエラ属のクモ虫草があったが、種類がも一つはっきりしない。

humekumo1.jpg

他にもよくわからないギベルラ属のクモ虫草もあった。

S_i1.jpg

綿屑のようなものがツバキの葉裏に付いているのをみつけて持ち帰った。これも虫生菌らしい。

S_i2.jpg

検鏡してみると分生子形成細胞の先端に小歯状突起がいくつかついていて、その先に分生子を単一形成するタイプのようで、おそらくSporothrix属と思われる。4種類ほどが知られていて、クモ、ハエ、アワフキムシが寄主となる。

S_i3.jpg

綿屑を剥ぎ取ってみると甲羅に包まれたような寄主が現れたが、種類はよくわからない。なんとなくカメムシ目のような気がするが、そうだとするとアワフキに寄生するSporothrix insectorumだろうか?分生子がやや小さいが、検索表のデータとそれほど違いはない。
  1. 2005/07/30(土) 12:22:31|
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