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ハスノミウジムシタケ

2019/7/26、31

虫草祭が終わって標本整理で忙しく、しばらく探索に行けなかったが、26日に久しぶりにK川に行ってきた。
例年梅雨明けごろには色々な種類の虫草が出ているものだが、昨年の台風の影響が残っているのか何も見られない。
しかたなく7月2日に見つけたマユダマヤドリバエタケ?がどうなったか調べてみることにした。
一箇所はもう萎びていたが、もう一箇所で結実しているものが見つかった。細かい子嚢殻がたくさんできている。
しかし、これはどう見てもマユダマヤドリバエタケのテレオモルフのウスキヒメヤドリバエタケではない。
“mayuyado190726c.jpg"
Hypocrea sp.
Host: Larva of Diptera. Place: Nagaokakyo. 26 Jul. 2019.


いくつか採取して持ち帰った。SNSに画像を投稿してみるとハスノミウジムシタケではないかという指摘があった。
“mayuyado190726a.jpg"

“mayuyado190726b.jpg"
Hypocrea dipterobia
Host: Larva of Diptera. Place: Nagaokakyo. 26 Jul. 2019.


検鏡してみると、普通の虫草とは違い胞子は糸状ではない。やはりハスノミウジムシタケのようだ。

子嚢殻、子嚢、子嚢胞子
“ujisinoukaku.jpg"
perithecia of Hypocrea dipterobia

“ujisinou"
asci of Hypocrea dipterobia

“ujihousi.jpg"
ascospore of Hypocrea dipterobia

同時に採取したアナモルフ。これも検鏡した。
“ujiana1.jpg"
Anamorph of Hypocrea dipterobia
Host: Larva of Diptera. Place: Nagaokakyo. 26 Jul. 2019.


分生子柄束、フィアライドと分生子
“ujisynnema.jpg"
ascospore of Hypocrea dipterobia

“ujiphialide.jpg"
ascospore of Hypocrea dipterobia

7月31日は近所のK寺裏の山林に行ってみた。食用のキノコが出ているかと思ったのだが、あまり出ていなかったので、渓流でハスノミウジムシタケを探すことにした。
川の中を通って流木を調べながら遡っていくと、或るところで一本の流木に白い2mm程のものが点々と付いているのが見つかった。
ドライバーでほじくってみると、ハエ目の幼虫らしきものが出てきた。ハスノミウジムシタケのようだが、前に見たものより体長が長い。
“uji190731a.jpg"

“uji190731b.jpg"

“uji190731c.jpg"

“uji190731d.jpg"
Hypocrea dipterobia
Host: Larva of Diptera. Place: Nagaokakyo. 31 Jul. 2019.

  1. 2019/08/16(金) 15:07:48|
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