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東京遠征

2019/05/26

5月18日から31日まで東京のA画廊で個展があったので、18~21と24~28の二回、東京に行ってきた。画廊が11時に開くので、早起きしてホテルを出、都内や神奈川県の坪を一箇所ずつ毎日のように調べた。ただ、時期的に早すぎるのか、ほとんど成果はなかった。
26日の日曜日は画廊が休みだったので、コレクターのS氏のお招きを受けて神奈川県某市の氏の自宅を訪問した。その際、近くの山を車で案内していただいた。
最初の場所は小さな流れに沿った山道で、適度に湿った斜面を探すと小さな赤いものが見つかった。カメムシタケだ。近くを探すともう一体。まだまだ未熟だが、この時期に見つかるとは思っていなかったので嬉しい。
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Ophiocordyceps nutans
Host: Stink bug Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


一体は持ち帰って追培養した。写真は5月29日のものと6月2日のもの。数日でかなりストローマが伸びている。
“kame190529.jpg"
29 May 2019.

“kame190602.jpg"
02 Jun. 2019.

同じ川の別の場所では葉裏からいくつかの虫草が見つかった。まず白い菌糸に覆われたクモ生種。持ち帰って追培するとシンネマが伸びてきた。ギベルラの仲間だが種類まではわからない。
“kumo190526.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


“kumo190602.jpg"
02 Jun. 2019.

“gibe190608.jpg"
08 Jun. 2019.

不明ギベルラのシンネマ
“GX19002sinnema2.jpg"
synnema of Gibellula sp.

不明ギベルラの分生子柄
“GX19-002bunseisihei.jpg"
conidiophore of Gibellula sp.

不明ギベルラの分生子
“GX19-002bunseisi.jpg"
conidia of Gibellula sp.

この場所では同じく葉裏からアブラムシのヒルステラやコノイディオクレラ・テヌイスなどもみつかった。
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“abura190526ax.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Aphid Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


次に行ったのは資材置き場のような場所だったが、倒木が多数あり、そのうちの一本から植物の芽のようなものが伸びていた。虫草とは思わず朽ちた材を手で崩してみると、なんと宿主の体が見えた。ルーペで見るとできかけの子嚢殻のようなものも見える。現場では写真が撮れなかったが、これも持ち帰って追培。
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“fumei190526b.jpg"

“fumei190526c.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Larva of Coleoptera. Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


“kutiki190602.jpg"
02 Jun. 2019.

6月10日にほぼ完熟したので固定した。子嚢胞子は16分裂でクチキカノツノタケと思われる。
“kanotuno.jpg"

“kanotuno2.jpg"
10 Jun. 2019.

子嚢胞子
“kanotunohousi.jpg"
ascospore of Ophiocordyceps sp.
  1. 2019/06/20(木) 18:36:32|
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