セミタケを求めて

2015/07/03

古い手帳を見返していると、1997年7月17日の項に <・・・(地名) セミタケ無数、キアシオオゼミタケと思われるやや明るい茶色のセミタケ> という記述があった。その場所には随分行っていない。その時の記憶もほとんどないが、<セミタケ無数>というからにはかなりの発生数だったはずだ。
電車を乗り継いで行けばかなり面倒だが、自転車ならそれほど無理な場所ではない。というわけで、朝から自転車で出かけた。

神社の参道の石段横の斜面のところどころにクモタケが生えている。
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Nomuraea atypicola
Host:spider. Place:Yawata. 03 Jul. 2015


さてセミタケが生えていた場所は全く記憶に無かったが、歩き回っている内にそれらしい雰囲気の場所が見つかった。いかにもセミタケが生えそうな場所だが、いくら探しても一つも見つからない。
同じような場所がいくつかあったので順に調べていくと、やっと一体みつかった。ところがどうも違う。セミタケにしては黄色っぽいし、上から下まで同じ太さだ。どうやらキアシオオゼミタケのようだ。周囲を調べるとさらに一体、もっと大きなものが見つかった。撮影後一体だけ持ち帰る。
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“kiasi150703a.jpg"
Cordyceps zhejiangensis=Cordyceps cicadae Shing
Host:nymph of cicada. Place:Yawata. 03 Jul. 2015


それからも探し回ったが、結局セミタケは見つからず、わずかにオオセミタケらしいものが一体みつかっただけだった。
“oosemi150703.jpg"
Ophiocordyceps heteropoda
Host:nymph of cicada. Place:Yawata. 03 Jul. 2015


帰りに近所のセミタケが出ている寺に寄ってみた。前に出ていた一体はかなり大きくなっていてほぼ完熟だったが、少し離れたところにもう一体出ていた。
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“semi150703b.jpg"
Ophiocordyceps sobolifera
Host:nymph of cicada. Place:Nagaokakyo. 03 Jul. 2015


その2体からかなり離れた場所にセミ穴があり、中を覗くと若虫の姿が見えた。触ってみたが動かない。よく見ると菌糸のようなものが見えた。虫草菌に感染しているらしい。アブラゼミのようなのでセミタケではなくキアシオオゼミタケのようだが、この寺では一度もキアシオオゼミタケを見たことはない。
“semi150703c.jpg"
infected nymph of cicada in the hole.
Place:Nagaokakyo. 03 Jul. 2015
  1. 2015/07/04(土) 16:51:27|
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