いただきもの

2009/07/06

南丹遠征の際にAさんにアブラゼミタケとマユダマヤドリバエタケをいただいた。
アブラゼミタケは以前は西山でもたくさん出ていたが、ここ数年は全く見ていない。また標本は持っているがちゃんと検鏡できていない。そんなことを以前話したのをAさんが覚えていてくれたのだろう。京都市東部では今でも何ケ所かで発生しているが、有名な寺社だったり採集禁止の公園だったりで簡単には採集できない。Aさんが採集した場所は自身が所属する大学の構内だそうだ。
abura90705a.jpg

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Cordyceps nipponica
Host:nymph of cicada. Place:Kyoto. 05 Jul. 2009


検鏡してみたが、幸いにも胞子を放出してくれた。

子嚢殻
abura90705c.jpg
perithecia of Cordyceps nipponica

子嚢は細く長い。
abura90705d.jpg
asci of Cordyceps nipponica

子嚢胞子も細く長くて非常に見辛い。128個ほどの二次胞子に分裂する。
abura90705e.jpg
ascospore of Cordyceps nipponica

二次胞子
abura90705f.jpg
secondary spores of Cordyceps nipponica

マユダマヤドリバエタケのほうは東山の某所で大発生しているという。これも検鏡した。
mayu90705a.jpg

mayu90705b.jpg
Polycephalomyces sp.
Host:larva of Diptera. Place:Kyoto. 05 Jul. 2009


分生子形成細胞はシンネマの表面全体にびっしりと並んでいる。普通のマユダマタケと同じようでもあり、違うようでもある。
mayu90705c.jpg
conidiogenous cells of Polycephalomyces sp.

分生子
mayu90705d.jpg
conidia of Polycephalomyces sp.
  1. 2009/07/08(水) 22:11:49|
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