キマワリアラゲツトノミタケ2

2008/10/02

雨続きでなかなか出かけられない。それでも何度かは近くの山に出かけているが特に書くほどの成果はない。二週間ぶりに東山へ。追培中のキマワリアラゲツトノミタケも目立った変化はないので、検鏡用にもう一体採取することにしたのだ。例によって四条河原町から徒歩で東山へ。前回と同じ坪に向かう。キマワリアラゲツトノミタケは全部で15、6体出ていた。全体的に成熟が進んでいるようだ。一番大きなものを採取した。
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Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 02 Oct. 2008


持ち帰ったキマワリアラゲツトノミタケ。
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Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 02 Oct. 2008


前回のものより子嚢殻の孔口がはっきりしている。
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今回も胞子の自然放出はなかったので、子嚢殻を掘り出して検鏡した。

子嚢殻
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perithecia of Ophiocordyceps sp.

子嚢
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asci of Ophiocordyceps sp.

子嚢胞子は気泡か油滴が多く隔壁が見分けにくいが、メルツァー液で処理すると見やすくなる。隔壁の数は一定しておらず、二次胞子に分裂しない。
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ascospores of Ophiocordyceps sp.

キマワリアラゲツトノミタケ以外にもいくつか虫草をみつけたがその内の小型の不明虫草。ツヅミミノムシ(マダラマルハヒロズコガ)の巣から出ている。
nun81002a.jpg

nun81002b.jpg
Cordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Kyoto. 02 Oct. 2008


子嚢殻をつぶして検鏡してみたが、子嚢はまだ未熟。どうやらお馴染みのヌンチャク型の子嚢のようだ。
nun81002c.jpg
asci of Cordyceps sp.

寄主違いだが、胞子がヌンチャク型になる種と同じもののようだ。

またトガリスズメバチタケも見つけたが、長くなるので次回に。
  1. 2008/10/05(日) 22:46:50|
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