雨の東山

2008/03/19

フィルムを現像に出すために久しぶりに京都市内に出た。できあがるまでに時間がかかるので東山を調べてみることにした。生憎朝から雨が降り続いていて一向に止む気配がない。長く歩くのはいやなので、地図を頼りに地下鉄の某駅の近くを当ってみた。初めての場所だがなかなかいい雰囲気の山だ。東山ではタンポタケがかなり大きくなっているという情報があったのでまずそれを目標にしたが、場所までは聞いていない。そうこうするうちに斜面の倒木のそばの地面から虫草っぽいものが出ているのがみつかった。寄主の一部らしきものも見えている。雨がかなり激しく降っているので、撮影はあきらめてすぐに掘ってみた。寄主はどうやらキマワリの幼虫のようだ。一応収穫があったので、あとはざっと調べただけで引き上げた。また夏の晴れた日に調べてみよう。
持ち帰って洗ってみたが、どうやら未熟なクチキムシツブタケのようだ。ただ何か他の種類の虫草に重複寄生しているように見える。キマワリに寄生する種としては京都ではヒメクチキタンポタケが多いが、どうも質感が違う。柄の下部に短毛が生えているところをみると、クチキツトノミタケかキマワリアラゲツトノミタケが疑われる。これらの種は西山では見たことが無い。西山も東山も虫草の種類はあまり変わらないと思っていたが、どうやら微妙に違いがあるようだ。
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Cordyceps cuboidea
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 19 Mar. 2008
  1. 2008/03/20(木) 21:14:05|
  2. 未分類|
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