残暑

2007/09/07

9月に入って何度かまとまった雨が降ったが、暑さはいっこうに衰えない。虫草探しもあまり長くは続けられず、ちょっと探してすぐに引き上げることが多い。6日に京都市西京区のS川に行ってみたがクモ生種はほとんどみつからなかった。オオイタドリの茂みがあったので見てみると、やはりカメムシタケが数本出ていた。寄主はやはりオオツマキヘリカメムシだ。
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Cordyceps nutans
Host:Heteroptera. Place:kyoto. 06 Sep. 2007


他には未熟なガヤドリナガミツブタケがみつかったぐらい。
ga70906.jpg
Cordyceps tuberculata
Host:adult of Lepidoptera. Place:kyoto. 06 Sep. 2007


7日はK川を調べてみた。8月15日に調べた時には白い菌糸に覆われたクモがたくさん見つかったので同じ場所を調べてみたのだが、ほとんどが無くなっていたりカビにやられていたりで、まともに熟しているのは一体しか見つからなかった。あまり見慣れない形だったので持ち帰った。
やや未熟なトルビエラクモタケかもしれない。
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Torrubiella sp.
Host:spider. Place:Ngaokakyo. 07 Sep. 2007


外見はかなり印象が違うが、検鏡してみると子嚢殻の形や大きさはトルビエラクモタケと変わらない。
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Perithecia of Torrubiella sp.

子嚢殻を包む綿毛状の菌叢。Granulomanus型の分生子が見える。
kumo70907g.jpg
Conidia and Conidiogenous sells of Granulomanus stage.

子嚢。二次胞子は3~4×1μmで、少し短かめだがトルビエラクモタケとあまり違わない。
kumo70907f.jpg
Asci and Ascospore of Torrubiella sp.

トルビエラ属のクモ生虫草は個体差が激しい上にどの種類も子嚢や胞子の大きさや形が似たり寄ったりで、同定がむずかしい。
  1. 2007/09/08(土) 15:43:49|
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