シュイロクチキタンポタケ2

2007/07/25

梅雨が明けてしまったが、まだ地面に湿り気が残っているうちにもう少し調べておこうと北山に行った。C山から少し離れた場所で、2、3度行ったことがある山だ。暑いので登り口付近を調べて早々に引き上げるつもりだ。セミ生のものを期待して杉林を見て廻ったが、セミはいるのセミ生虫草はみつからない。倒木がたくさんあったのでターゲットを朽木生種に変えることにした。マルミノアリタケが見つかったが採らず、次いでシュイロクチキタンポタケが見つかった。東山でも記録があるが、私は長岡京市でしか見たことはない。掘り出してみると何と甲虫の成虫から出ている。ゴミムシダマシの仲間のようだ。成虫生は8年振りの2体目だ。
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Cordyceps sp.
Host:adult of Coleoptera. Place:Kyoto. 25 Jul. 2007


その後かなり探したが、朽木上や木の根元からホソエノコベニムシタケ(財田型)が数体見つかっただけだった。この種はCordyceps cardinalisと同じものらしいことが最近わかった。京都周辺では普通に見かける。
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Cordyceps cardinalis
Host:larva of Lepidoptera. Place:Kyoto. 25 Jul. 2007


持ち帰ったシュイロクチキタンポタケ
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syuiro70725c.jpg
Cordyceps sp.
Place:Kyoto. 25 Jul. 2007


寄主はヨツコブゴミムシダマシかその近縁と思われる。
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musi70725b.jpg
Host:adult of Coleoptera.

結実部
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stroma of Cordyceps sp.

胞子を放出していたので検鏡した。子嚢胞子は普通32個の二次胞子に分裂する。
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Ascospore of Cordyceps sp.

こちらはホソエノコベニムシタケ(財田型)
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Cordyceps cardinalis
Host:larva of Lepidoptera. Place:Kyoto. 25 Jul. 2007


やはり胞子を放出していたので検鏡した。子嚢胞子は糸状で二次胞子に分裂しない。
hosoe70725d.jpg
Ascospore of Cordyceps cardinalis

  1. 2007/07/28(土) 09:07:19|
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