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大発生

2006/06/23

雨が順調に降っている。キヌガサタケも出始めたのでクモタケもそろそろかなと思って昼食に出たついでにK寺に寄ってみた。クモタケはまだ一本も出ていない。しかたがないので山門横の桧林を覗いてみた。ここは市街地に近過ぎるしなにしろ桧林なので今迄ちゃんと調べたことがない。しかし杉林とオオセミタケの例もあるのであまり期待せずに入ってみたのだ。

himekuti60623a.jpg
林床を見て行くとかなり大きなタンポ状のものが・・ よく見るとお馴染みのヒメクチキタンポタケだ。なんだヒメクチキかと思ったが、何か変。この種は朽木から出るはずなのに地面から出ているのだ。

himekuti60623b.jpg
まわりを見渡すとあちらからもこちらからも、同じようなのがポコポコ出ている。

himekuti60623c.jpg
何と地上にころがったキマワリの幼虫からも出ている。
さらに調べると切株や倒木、木の周りからもどんどんみつかった。一番多いのは地面から出ているものだ。その数、ざっと数百体。といいたいところだが、ちゃんと数えたわけではないので軽く百体以上ということにしておこう。以前この種は京都ではごく普通と書いたが、さすがにここまでくれば異常発生だろう。

kimawari60623.jpg
キマワリの成虫も這っている。右に写っているのは若齢幼虫の屍骸。これも菌にやられている。

himekuti60623d.jpg
元気な幼虫もみつかった。もちろんこの写真はいわゆるやらせで、虫草のそばに置いたもの。

himekuti60623e.jpg
不完全菌が付いたものも見られるが、これがヒメクチキタンポタケの分生子型なのか重複寄生なのかはわからない。とりあえずマユダマではなさそうだ。

himekuti60623f.jpg
こんな見事なのも。

tubusemi60623.jpg
他にはツブノセミタケが数体。

himekuti60623g.jpg
ほんのちょっと採っただけのつもりが10数体。大きさ、形もばらばら。

himekuti60623h.jpg
若齢幼虫から出たもの。一緒に採ったのでなければ別種と思えるほど感じが違う。以前M神社で採った不明虫草もきっとこれだったのだろう。

というわけでヒメクチキタンポタケCordyceps annullataを調べるのなら、今がチャンスですよ~ 場合によっては御案内してもいいですよ。
  1. 2006/06/23(金) 18:35:00|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
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コメント

大発生

今日はどうもありがとうございました。
虫草を、初めて見る人もいて喜んでいました。あんなに群生していたらすごいですね。
3,40年前、コガネムシの仲間?が大発生し、その翌年、寄生する冬虫夏草が大発生した状況が日本菌学会報に載っていたと思います。同じような状況だったのかも知れませんね。
  1. 2006/06/24(土) 19:55:57 |
  2. URL |
  3. トリフィ #4eg7mJls
  4. [ 編集]

Re:大発生

トリフィさん、どういたしまして。発見の翌日とはいいタイミングでした。自分一人で楽しむにはもったいないぐらいの数でしたから。
15年前のヒメサナギタケの時も7年前のイトヒキミジンアリタケの時もですが、こうした異常発生の場合は2、3年で生えなくなってしまうことが多いようです。
他の場所ではヒメクチキはむしろ例年より少ないぐらいなのですが・・
  1. 2006/06/26(月) 19:58:46 |
  2. URL |
  3. ignatius #ysthiAkw
  4. [ 編集]

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