オオセミタケ

2006/05/10

オオセミタケCordyceps heteropodaのシーズンなのだが、K川では昨年、一昨年と姿を見せなかった。今年も今の所見ていない。多分出ないだろう。それなら出ている所にこちらから出向いてみようと考えた。以前A湖の周辺の杉林の林床に大量発生したと聞いたことがある。A湖は遠いので自転車で行くのは無理だ。JRの駅から3、4kmほどだから歩けない距離ではない。輪行してもよいのだが経験がないし、天気予報は小雨だ。そこで輪行の下見を兼ねて傘を持ってでかけることにした。朝9時に家を出たが、時刻表も調べずに行ったので待ち時間が多い。一時間に一本しかないのだ。結局目的の駅に着いたのは11時ごろだった。予報通り霧のような雨が降り始めていたが、傘をさすほどでもない。地図を見ながらぶらぶら歩く。A湖に着いたが広過ぎてどの杉林かわからない。適当に入ってみることにしてとりあえず最初の山道に入った。奥によさそうな杉林がある。さっそく調べるとすぐに茶色のタンポ状のものが一本見つかった。ところが置いておいた荷物を取りに行って戻ったら場所がわからなくなってしまった。どこも同じように見えるのだ。さんざん探しても見つからず、結局あきらめて別の個体を探すことにしたらすぐに次のが見つかった。

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撮影してから掘り出したが、思ったより長い。

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かなり深く掘ってやっと寄主のセミがでてきた。ひぐらしの若虫のようだ。あと何本か見つけ、そのうち最初に見失ったものも見つけて計4体掘り出したところでやめた。その程度で充分だし、寄主が思ったより深くて掘り出しに時間が掛かる。何より雨が途中からかなり激しくなってきた。
一応目的は果たしたので、あとは傘をさしてA湖の周りをぶらぶらした。途中入れそうな林もいくつかあったが、濡れた草を掻き分けないといけないのでやめにした。今度は晴れた日に自転車を持ってくるのがいいだろう。帰りの電車は満員だった。本数が少ないので集中するのだろう。輪行するならこの時間帯は避けたほうがよさそうだ。

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オオセミタケCordyceps heteropoda 寄主はひぐらしの若虫

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頭部の拡大

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頭部の断面

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子嚢胞子 64の二次胞子に分裂する。

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子嚢頭部
  1. 2006/05/12(金) 08:37:44|
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