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追培記録

2018/09/07、22、10/03

かなり遅くなってしまったが、9月3日に福井県で採集したクサギムシタケと9月7日に関東から送っていただいたスズキセミタケ?の追培記録を書いておく。
まずクサギムシタケの方だが、最初に出ていたストローマはその後あまり成長せず、子嚢殻もあまり発達しなかったが、新しいストローマがいくつか伸びてきて、22日には内2本がかなり成長していた。
“kusagi180922a.jpg"

“kusagi180922b.jpg"
Cordyceps hepialidycola
Host: Larva of Lepidoptera. 22 Sep. 2018.

10月3日には子嚢殻もでき始めていたが、ダニが発生しており、これ以上の成長が見込めないと思われたので、止む無く固定して検鏡することにした。
“kusagi181003a.jpg"

“kusagi181003b.jpg"
Cordyceps hepialidycola
Host: Larva of Lepidoptera.  03 Oct. 2018.

子嚢殻の方は充分に成長しておらず、子嚢胞子は見られなかったが、宿主の体表から出ていた白い綿状の塊を検鏡すると、アナモルフの分生子形成細胞と分生子が見られた。やはりBeauveria型のようだ。
“kusagianamorph.jpg"
conidiogenous cells and conidia of Cordyceps hepialidycola

9月7日に関東の広尾山荘さんからセミノハリセンボンの有性時代を送っていただいた。かなりストローマが発達しており、アナモルフのハリセンボンはほとんど見えず、すぐにでも子嚢殻ができそうな感じだった。
“suzuki180907.jpg"
Purpureocillium takamizusanense
Host: Adult of cicada. 07 Sep. 2018.

しかししばらくたっても子嚢殻はできず、かえってアナモルフのハリセンボンに覆われるようになった。そのうちダニが発生して全体が黒ずんできたので、やむなく固定した。
“suzuki180922.jpg"
Purpureocillium takamizusanense
Host: Adult of cicada. 22 Sep. 2018.
  1. 2018/11/09(金) 16:09:56|
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