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クサナギが帰ってきた

2017/05/10、16、23

5月10日はK川へ。K川では以前は毎年クサナギヒメタンポタケが発生していたが、2013年を最後に見られなくなっていた。ハガクレ谷の道沿いの斜面でサナギタケを探していると、見覚えのある白いものが目に付いた。ルーペでよく見てみると、やはり4年ぶりのクサナギだ。小さくて見つけにくい種類だが、まだ未熟のこの時期には白くてよく目立つ。周りを調べてさらに2体が見つかった。
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Metarhizium kusanagiense
Host:cocoon of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 10 May. 2017.


探していたサナギタケの方は、その近くで1体だけ見つかった。今年2体目。
“sana170510.jpg"
Cordyceps militaris
Host:cocoon of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 10 May. 2017.


16日はその後のクサナギを見に行った。かなり子嚢殻が発達してきており、ムギワラ色になって目立たなくなっている。
kusa170516a.jpg

kusa170516b.jpg

kusa170516c.jpg
Metarhizium kusanagiense
Host:cocoon of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 16 May. 2017.


この日もサナギタケが新たに2体だけ見つかった。
“sana170516a.jpg"
Cordyceps militaris
Host:cocoon of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 16 May. 2017.


他にはヒメクチキタンポタケが1体、やや未熟だ。
“himekuti170516.jpg"
Ophiocordyceps annullata
Host: larva of Coleoptera Place:Nagaokakyo. 16 May. 2017.


23日も同じ場所を見に行った。今回は範囲を少し広げて調べ、新たに4体のクサナギを見つけた。
kusa170523a.jpg

kusa170523b.jpg

kusa170523c.jpg

kusa170523d.jpg
Metarhizium kusanagiense
Host:cocoon of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 23 May. 2017.

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  1. 2017/05/31(水) 17:40:01|
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春虫草3

2017/5/01、05

1日はK川へ。アブ谷のいつもの坪で気生虫草を探すが特に成果は無し。ふと河原に落ちた葉を見ると、カゴノキと思われる葉裏にアスケルソニアの仲間が付いているのが見えた。ここでは以前にも地面に落ちたアカメガシワの葉裏に付いたモエレリエラの仲間を見つけている。有性時代と無性時代の違いはあれ、同種と思われる。宿主も同じでヤスマツコナジラミのようだ。一応アスケルソニア・プラセンタとしておく。
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asc170501b.jpg

yasukona170501a.jpg
Aschersonia placenta
Host:whitefly Place:Kyoto. 01 May. 2017.


地面に落ちた葉を調べながら山道まで上り、さらに辺りの落ち葉を調べるうちに、ハナヤスリタケの坪に行き当たってしまった。以前の坪が里山再生事業の犠牲に会って消滅してから、K川流域でこの種を見るのは本当に久しぶりだ。数えてみると20体以上発生していて、かなりの規模の坪だ。
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hanaya170501c.jpg
Tolypocladium ophioglossoides
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 01 May. 2017.


5日は自転車で大阪府の高槻市に遠征。半ばサイクリングが目的だが、一応オオセミタケが目的だ。以前は非常に多く出ていたが、年々少なくなっているような気がする。今回は7体を確認したが、ていねいに探せばもっとみつかっただろう。
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oosemi170505b.jpg
Ophiocordyceps heteropoda
Host:Nymph of cicada Place:Takatsuki. 05 May. 2017.

  1. 2017/05/24(水) 20:29:07|
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2017年4月まとめ

2017/04/05、19、24、29

意外なところで菌生虫草の坪が見つかったが、タンポタケだけは最初の一本以外に見ていない。5日は以前K川で大量に発生していた辺りを再調査してみることにして出かけた。
昨年はこの時期にもうサナギタケが発生していたが、今年は全体的に発生が遅いようだ。
以前発生していた場所には何も出ていなかったが、発生しやすい樹種と地形について少し経験を積んだので、それを頼りに周囲を探してみた。
しばらく探すとこちらの想定通りの場所にタンポタケが見つかった。周りを調べるとなんと10体以上出ている。一部はイノシシに掘り起こされたのか、宿主のツチダンゴが露出している。それを含めて数体だけ持ち帰った。
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Tolypocladium capitatum
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 05 Apr. 2017.


19日は自転車で京都市まで遠征。山のオオセミタケを見に行った。
いつも出ている杉林を探すと、すぐに何体か見つかった。もう充分大きくなっているが、まだ胞子を放出してはいないようだ。結局みつかったのは全部で14体。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:Nymph of cicada Place:Kyoto. 19 Apr. 2017.


24日は菌友のM井さんにシャグマアミガサタケの坪を案内することになり、京都市内に出かけた。3月末に下見に行った時には影もなかったので心配していたが、今年もシャグマは5、6本、ちゃんと出てくれていた。帰り道でM井さんが菌生虫草を見つけた。すっかり萎びてしまっていたが、タンポタケのようだ。4、5体がかたまって出ていた。この場所では初めてだ。
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Tolypocladium capitatum
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 24 Apr. 2017.


29日はK川へ。例年ならとっくにサナギタケが発生しているはずだが、今年はまだ1体も見ていない。今回はキャンプ場がわから入って、上流を調べた。以前はちゃんとした山道があったのだが、度重なる大雨で斜面が崩れ、ほとんど消失している。木の根につかまりながら進むと、ようやく1体だけサナギタケが見つかった。もちろん未熟だ。周りを探しても他には1体も見つからない。正に今年最初の1体というわけだ。
sana170429.jpg
Cordyceps militaris
Host:larva of Lepidoptera. Place:Nagaokakyo. 29 Apr. 2017.
  1. 2017/05/02(火) 11:59:53|
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