クモ祭り 

2016/8/3

虫草祭での成果が今一つだったのでなんだかすっきりしない。おまけに帰ってからというもの連日36℃の猛暑続きで、家にいても仕事にならない。そこで水遊びがてら虫草探しをすることにして、K川に出かけた。
まずアブ谷のツクツクホウシタケの坪を確認する。例年ならそろそろ出てきているはずだ。
予想通り出ていたが、まだ早いのか3体だけで、それも小さい。
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Isaria cicadae
Host:Nymph of cicada Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


他には白いカビに包まれたヒグラシが一体。ボーベリアかメタリジウムかよくわからないが、追培養することにした。
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Beauveria or Metarhizium
Host:Adult of cicada Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


その後、ズボンを脱いで短パン姿で川にどっぷり漬かって探索を続ける。クモ生虫草は一時洪水で姿を消していたが、ようやく戻ってきたようで、ここかしこに付いている。未熟なものが多いが中には子嚢殻ができているものもある。大半がクモノエツキツブタケだ。
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Torrubiella globoso-stipitata
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


アカンソミセスやギベルラなど無性時代のクモ虫草もたくさん見つかった。中でもアカンソミセス・ノヴォギネエンシスは5、6体もみつかった。
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Akanthomyces novoguineensis
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


ギベルラ・プルクラ
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Gibellula pulchra
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


ギベルラ・レイオパスは非常に小さなものがいくつも見つかった。
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Gibellula leiopus
Host:Spider Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


その他、未熟すぎてよくわからないものや、同定できないものも多かった。
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Host:Spider Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.


クモ以外ではやや未熟なガヤドリタケの仲間が見つかった。
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Akanthomyces pistillariiformis
Host:Moth Place:Nagaokakyo. 03 Aug. 2016.
  1. 2016/08/06(土) 09:39:31|
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2016虫草祭2

2016/7/29~31

持ち帰った標本を整理した。
タイワンアリタケはこちらで採れるものと特に違いはないので一体だけ。
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Ophiocordyceps unilateralis
Host:Ant Place:Hamamatsu. 31 Jul. 2016.


ツクツクホウシタケは毎日一体ずつ採集したので計3体。
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Isaria cicadae
Host:Nymph of cicada Place:Hamamatsu. 29,30.31 Jul. 2016.


ツブノセミタケは29日に見つけて31日に掘ってギロチンしたもの。
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Polycephalomyces prolificus
Host:Nymph of cicada Place:Hamamatsu. 31 Jul. 2016.


ミドリトサカタケはストローマの半分を虫草祭実行委員長のO塚さんに提供したが、残りの一本が胞子を放出してくれた。
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Metarhizium indigoticum
Host:larva of Lepidoptera Place:Hamamatsu. 30 Jul. 2016.


タブの木の葉についたMoelleriellaの仲間。これはAさんからもらった。
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Moelleriella sp.
Host:Scale insect Place:Hamamatsu. 31 Jul. 2016.


おまけは、やはりAさんからおみやげにもらったコロモコメツキムシタケとツキヌキハチタケ。広島県産だ。
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Ophiocordyceps acicularis
Host:larva of Coleoptera Place:Hiroshima pref. Jul. 2016.


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Ophiocordyceps elongatistromata
Host:Wasp Place:Hiroshima pref. Jul. 2016.



  1. 2016/08/05(金) 13:22:30|
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2016虫草祭

2016/7/29~31

7月29日。今年の虫草祭は静岡県の浜松市で開催された。比較的関西から近い場所なので、青春18切符を使ってJRの快速と普通電車を乗り継いで行くことにした。東海道線は長距離快速の乗り継ぎが割とスムーズなので、予定通り13時頃に目的地の駅に着いた。駅から宿舎までは1.5kmほどなので、森の探索がてら歩いて行くことにした。ハイキングコースに入ってすぐにセミノハリセンボンを拾う。なかなか幸先がいい。しかし後が続かず、結局宿舎に着くまで何も見つからなかった。
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Purpureocillium takamizusanense
Host:Cicada Place:Hamamatsu. 29 Jul. 2016.


荷物を置いてすぐに5、6人のメンバーと近所の森を探索。地面はやや乾き気味であまり期待できそうもない。それでもカメムシタケがいくつかと、ツクツクホウシタケが一体、ツブノセミタケが一体みつかった。ここも含めて今回浜松市でみつかったカメムシタケの宿主はきれいな緑色のものが多かった。
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Ophiocordyceps nutans
Host:stink bug Place:Hamamatsu. 29~31 Jul. 2016.


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Isaria cicadae
Host:Nymph of cicada Place:Hamamatsu. 29 Jul. 2016.


tubusemi160729.jpg
Polycephalomyces prolificus
Host:Nymph of cicada Place:Hamamatsu. 29 Jul. 2016.


7月30日。午前中は車に分乗してみんなで県立自然公園へ。本来はここでは採集禁止なのだが、静岡県の菌類のレッドデータの調査に協力するということで特別に許可が出ている。
ここはタイワンアリタケがメインということだが、京都でもたくさん見られる種類なので他のものを探すことにする。しかし一応タイワンアリタケも探してみると京都と同じような感じで低い場所の葉裏に付いている。
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Ophiocordyceps unilateralis
Host:Ant Place:Hamamatsu. 30 Jul. 2016.


アリの他にカメムシタケやツクツクホウシタケも見つかったが採集も撮影もせず。川の中に入って岸の植物の葉裏の調査に切り替える。イタドリの群落を見つけたので川を通って近づくと何やら出ている。よく見ると何とミドリトサカタケだ。残念ながら古くなっていたらしく、触っただけで柄が折れてしまった。宿主を探したがすでにボロボロで回収できなかった。先の部分だけ持ち帰る、
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Metarhizium indigoticum
Host:larva of Lepidoptera Place:Hamamatsu. 30 Jul. 2016.


その後まわりのイタドリの根元も調べてみたが、それ以上は見つからなかった。他のメンバーが集まっているところに戻ってみると何やら大騒ぎになっている。K田さんが大物をみつけたらしい。行ってみると見事なスズキセミタケだったので写真を撮らせてもらう。
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Purpureocillium takamizusanense
Host:Adult of cicada Place:Hamamatsu. 31 Jul. 2016.


午後から総会と宴会。

7月31日。前夜早く寝たので早く目が覚め、近所を散策。ついでに29日に掘りそこねたツブノセミタケを掘る。しかし柄があまりにも細くてギロチンしてしまった。その後たまたま出会ったY田さんと一緒にしばらく探索するが成果なし。
朝食後採集会。前日と同じ県立自然公園の別の場所。ここもタイワンアリタケ、カメムシタケ、ツクツクホウシタケが多かったが、珍しいものとしてはハヤカワセミタケが複数みつかっていた。またY武パパさんがウスキタンポセミタケらしいものを見つけたが、帰ってからクリーニングしてみると何と宿主がハチだった。
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Cordyceps pluricapitata
Host:Nymph of cicada Place:Hamamatsu. 30 Jul. 2016.


私はというと前出の普通種以外にはランノウアカツブタケなどの小物をいくつか見つけただけだった。
  1. 2016/08/04(木) 10:26:58|
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