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2016/3/22桜が咲く前に
オオセミタケの発生状況を見ておこうと、京都市内の坪に行ってみた。
もう完熟に近くなっているだろうと予想していたが、頭部はかなり膨らんでいるものの柄はまだまだ短い。
数は全部で47体と昨年に比べるとやや少ないが、調べた時期が違うのでこれから出てくるものも多いかもしれない。
常に人が出ているような場所なので、踏まれたようにつぶれているものがかなり見つかった。掘られた跡はなかった。





Ophiocordyceps heteropoda
Host: Nymph of cicada. Place:Kyoto. 22 Mar. 2016.
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- 2016/03/24(木) 08:45:04|
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2016/03/15ようやく少し暇になったので、K寺裏の山林の
タンポタケの坪を見に行った。
昨年まで毎年出ていた辺りには何も出ていない。この坪も終わったかなと思いつつ綿密に探すと、ようやく一体だけ見つかった。タンポタケのようだ。1月に一体だけ出ていた
ヌメリタンポタケはやや大きくなっていたが倒れていた。他にはヌメリは見つからなかった。
Tolypocladium longisegmentum
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 15 Mar. 2016.少し範囲を拡げて探すと、斜面の上の方に数体の
タンポタケが、更に渓流よりの場所に数体がまとまって見つかった。タンポタケの総数は11体。場所を変えながらも健在というところか。



Tolypocladium capitatum
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 15 Mar. 2016.
- 2016/03/18(金) 11:34:28|
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2016/03/02東京での個展は2月20日から3月4日までだが、その間ずっと東京に滞在するのも大変なので最初の4日間と最後の3日間だけ行くことにした。2往復とも新幹線を使うのは高くつき過ぎるので、2回目の東京行きは高速バスを使うことにしたが、あまり早く着いても時間を持て余すのでどこかの山にでも行こうと考えた。検索してみると何と関西からT山経由で東京方面に行く便がある。早速予約。
1日の23:30京都発でT山には5:40に着く。ほとんど眠れなかったがそれも覚悟の上。時間通りに到着した時はまだ暗かったが、T山口に着いて登り始める頃には明るくなっていた。
残念ながら目的の6号路は雪による倒木のために通行止めになっていたが、途中までは行けるということでそちらに向かう。さすがにこの時間から登っている人は一人もいない。
渓流に降りられる場所があったので降りて付近の木を調べてみる。
すぐにアオキの枝に
ギベルラ・レイオパスが一体みつかった。
Gibellula leiopus
Host:Spider. Place:Hachiouji. 02 Mar. 2016.さらに周りの木の葉裏を調べると
ハガクレシロツブタケがいくつも付いている。すべてアオキの葉裏で、ほんの狭い範囲なのに10以上も見つかった。

Torrubiella sp.
Host:Pupa of Diptera. Place:Hachiouji. 02 Mar. 2016.少し進んだところで通行止めになっていたので別のルートを取る。道沿いのアオキやツバキの葉をめくって調べながら進むと、かなりのツバキの葉裏にアスケルソニアが付いている。非常に多い。
宿主はツバキコナジラミのようだ。関西ではこの宿主には別種のアスケルソニア(
Aschersonia goldiana)が付くのだが、ここでは全て
アスケルソニア・プラセンタだ。ちなみに関西では
Aschersonia placentaの宿主はアオキコナジラミだ。
Aschersonia placentaと
Aschersonia aleyrodisの違いはよくわからない。同じものだという説もあるし別種だという説もある。これも
Aschersonia aleyrodisのほうかもしれない。


Aschersonia placenta
Host:Whitefly. Place:Hachiouji. 02 Mar. 2016.アスケルソニアに混じって少し形の違うものがあり、ルーペで見てみると子嚢殻が見える。有性時代の
ヒポクレラ・ラシボルスキイのようだ。一応アスケルソニア・プラセンタの有性時代がヒポクレラ・ラシボルスキイでアスケルソニア・アレイロディスの有性時代がモエレリエラ・リベラということになっているが、これもよくわからない。


Hypocrella raciborskii
Host:Whitefly. Place:Hachiouji. 02 Mar. 2016.ツバキ以外ではアオキの葉裏で
コノイデオクレラ・テヌイスが見つかった。やや未熟だが、関西のものとそう変わらない。宿主も同じだ。
Conoideocrella tenuis
Host:Scale insect. Place:Hachiouji. 02 Mar. 2016.頂上まで登っても同じようなものしか見つかりそうもないので、別のルートから降りることにした。この頃から登ってくる人が急に増えて、すれ違う度に挨拶するのが鬱陶しいぐらいになったが、有名なT山だからこの程度はしかたがない。下山後電車で画廊へ。11時の開廊時間には悠々間に合った。
- 2016/03/15(火) 17:54:40|
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