菌生虫草好調

2015/03/02, 03

K寺裏の山林の菌生虫草は昨シーズンついに見られなかった。今年も1、2月に何度か見に行ったが出ておらず、ついに坪の寿命が尽きたかと思っていたのだが、3月2日に行ってみると何本か地面から顔を出していた。しかも中にはかなり大きくなっているものもある。タンポタケヌメリタンポタケが混ざって生えているが、タンポは6〜7本、ヌメタンは3本ぐらいというところか。決して多いとは言えないが、昨年、一昨年に比べれば好調と言えるだろう。

実際には2種が混生しているのだが、別々に画像を出してみよう。まずはタンポタケから。
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Tolypocladium capitatum
Host: Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 02 Mar. 2015


次はヌメリタンポタケ。2枚目の画像には左下隅にタンポタケも写っている。
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Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 02 Mar. 2015


翌3日には京都市内に出かけたついでに、菌生虫草の坪を調べてみた。ここもブナ枯れのせいか、年々菌生虫草が減っているようだ。この日もかなり時間をかけて調べたのだが、一カ所でしか見つからなかった。6~7本出ていたが、全てヌメリタンポタケのようだ。長岡京市のものより頭部の色がやや明るいが、ほぼ完熟している。念のために何本か持ち帰って検鏡したが、やはりヌメタンだった。
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Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 03 Mar. 2015


ヌメリタンポタケの子嚢胞子
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ascospore of Tolypocladium longisegmentum
  1. 2015/03/19(木) 16:32:20|
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2月後半まとめ

2015/02/18, 02/25

今年の冬は予想に反してかなり寒かった。しかもやたらに雨が多く、なかなか探索に出られなかった。

2月18日、K川は相変わらず工事で通行止めなので、クモ谷の上流側から入って調べることにした。この谷は川沿いに道が付いていないので、川に入って進むことになる。
川岸の葉を裏返して調べながら進むうちに、クモの卵嚢のようなものが見つかった。ルーペで見てみると、小さな朱色のツブがいくつも付いている。以前見たことがある赤ツブのトルビエラ(赤ツブ3号)だ。さらに周りを調べると、もう一体みつかった。両方とも持ち帰った。
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Torrubiella sp.
Host: spider. Place:Nagaokakyo. 18 Feb. 2015


他にはギベルラの仲間がいくつかと、アスケルソニア・ゴルディアーナが少し見つかっただけだった。
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Gibellula sp.
Host: spider. Place:Nagaokakyo. 18 Feb. 2015


2月25日は知り合いの個展を観るために京都市内に出かけたが、ついでにオオセミタケの坪を見に行った。1月に行った時には全く出ていなかったが、今回はすぐに見つかった。中にはかなり大きくなっているものもあった。全部で7、8体というところだ。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host: nymph of cicada. Place:Kyoto. 25 Feb. 2015

  1. 2015/03/17(火) 09:06:58|
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