エゾハルゼミタケ

2011/07/15

大山から持ち帰ったエゾハルゼミタケ。9日に採集したものはすでに古くなって萎びかけている。地中部の柄にはアナモルフらしい白い粉状の塊が付いている。全長20cmぐらいでかなり長く思えるが、この種としては短いほうだということだ。長いものは1mにも達するという。寄主のセミ若虫は褐色の菌糸で覆われていたが洗い落とした。
10日に採集したほうは新しく、弾力があり強靭な質感だ。スライドグラスの上に結実部を置くと自然に胞子を放出する。(9日に採集したものは胞子の自然放出はみられなかった。)寄主を覆っている褐色の菌糸はあえて洗い落とさなかった。
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Ophiocordyceps longissima
Host: nymph of  cicada. Place:Mt.Daisen. 09 Jul. 2011


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Ophiocordyceps longissima
Host: nymph of  cicada. Place:Mt.Daisen. 10 Jul. 2011


結実部
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head of Ophiocordyceps longissima

子嚢殻
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perithecia of Ophiocordyceps longissima

子嚢
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asci of Ophiocordyceps longissima

子嚢胞子は32個の二次胞子に分裂する。片方の端の二次胞子だけが非常に長い。
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ascospores of Ophiocordyceps longissima

アナモルフも調べてみた。
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anamorph of Ophiocordyceps longissima

分生子
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conidia of Ophiocordyceps longissima


  1. 2011/07/15(金) 11:51:13|
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