今年のオオセミタケ


2010/04/05~08

桜も満開に近いので京都市内のオオセミタケの坪を見に行った。昨年同様多数発生しているが、やたらに掘り跡が目立つ。軽く十数箇所はあるだろう。このブログでは具体的な場所は伏せているのだが、京都ではきのこの会や自然観察の会の活動が盛んなので、この場所もすでに多くの人々に知られてしまっている。インターネット上でもいくつかのブログなどにこの場所で撮ったオオセミタケの記事が載っていた。まあ、私も数体とはいえ採っているし、とやかく言える立場ではない。独りで全部掘り尽くしてやろうなどと考える人がいないことを願うばかりだ。
それはともかくオオセミタケはほぼ最盛期という感じで、すでに胞子を吐き出しているものも多い。数も数えなかったが、密度からいって軽く三桁はあるだろう。
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一体だけ掘って寄主の見える写真を撮ってみた。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:nymph of cicada. Place:Kyoto. 05 Apr. 2010


一応ハナヤスリタケやタンポタケの坪にも廻ってみたが、前回ハナヤスリで足の踏み場もなかった辺りの落葉がきれいに掻きのけられ、整地されたようになっていた。どこかの団体さんが入ったのだろう。
もっともその周りでハナヤスリもタンポもいくつも出てはいた。 菌生虫草の季節もそろそろ終わりのようだ。

8日に自転車で京都市西部の神社に夕食用のアミガサタケとノビルを採りに行った。ここにもオオセミタケの坪があるのだが、昨年改修工事が行われ重機のキャタピラ跡がいっぱい付いていた。かなり探してようやく一体だけみつかった。もちろん掘ったりはしない。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:nymph of cicada. Place:Kyoto. 08 Apr. 2010


東山のほうは規制がきびしいのでまだましだが、西山のほうはいくつもの神社や寺で毎年のように改修工事が行われている。ここ数年は特に多い。不景気なので氏子や檀家の土木建築業者が泣きつくのだろうか?
西山の虫草事情は年を追って悪くなるばかりだ。


  1. 2010/04/09(金) 10:20:18|
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