スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

Nomuraea rileyi

2009/10/26

個展がいよいよせまってきたので、とても虫草探しに行く余裕はない。ところが思いがけず向こうの方からやってきた。近所の無人野菜販売所で買った枝豆を茹でようとしたら、緑色のイモムシが付いていた。青虫かと思ったが、よく見ると緑色の菌に覆われている。NomuraeaMetarhiziumの菌だと直感した。寄主はどうやらシロチョウの仲間の幼虫のようだ。
N_r91028a.jpg

N_r91028c.jpg

N_r91028b.jpg
Nomuraea rileyi
Host:larva of Lepidoptera Place:Nagaokakyo. 26 Oct. 2009


検鏡してみると予想通りNomuraeaの分生子形成細胞が見えた。
N_r91028e.jpg
conidiogenous cells of Nomuraea rileyi

分生子
N_r91028d.jpg
conidia of Nomuraea rileyi

緑僵病菌Nomuraea rileyiとしてよさそうだ。
スポンサーサイト
  1. 2009/10/28(水) 19:22:42|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ミヤマタンポタケその後

2009/10/18

個展の準備で忙しいのだが9月17日に見に行ったミヤマタンポタケのその後が気に掛かる。そんな時にAさんからお声が掛かったので一緒に見に行くことにした。現地近くの駅で待ち合わせ。Aさんの知り合いの虫草初心者のOさんも一緒だ。さっそくミヤマタンポタケの坪へ。
一ヶ月前に見つけておいた場所を調べると、すぐに数本がみつかった。思ったより小さいが一応完熟しているようだ。
miyatan91018a.jpg
Elaphocordyceps intermedia f. michinokuensis
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 18 Oct. 2009


周辺の落葉層を掻き取ってみると次々に黄色いもやしのようなミヤマタンポタケが現れた。
miyatan91018b.jpg

ざっと調べただけで軽く100体以上が見つかったが、大部分は落葉をめくらなくては見えない。
miyatan91018c.jpg

miyatan91018d.jpg

miyatan91018e.jpg

同じ場所で朽木生の虫草がいくつか見つかったが、何度も取り上げている種類なので省く。
その後、春にオオセミタケがたくさん出ていた場所にも立ち寄ったが、セミノハリセンボンが20体以上見つかった。持ち帰って追倍することにした。

持ち帰ったミヤマタンポタケ
miyatan91018f.jpg

miyatan91018g.jpg
Elaphocordyceps intermedia f. michinokuensis
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 18 Oct. 2009


検鏡もしたが、前回、前々回と変わらないので省く。
  1. 2009/10/22(木) 00:23:23|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ウメムラセミタケの寄生菌

2009/10/11

個展がせまってきたのでずっと閉じ籠って制作している。あまりに天気がよいので、運動がてら久しぶりにK川に出かけた。台風があったので折れた枝や葉で地面が埋め尽くされている。ダム湖上流の合流点から流れを遡る。
少し行ったところでシャクトリムシハリセンボンを見つけた。毎年4、5体は見つかる種類だが、今年は遠征が多くてK川を調べる回数が少ないせいか、まだ一体目だ。季節はずれなのですっかり干涸びている。
syaha91011.jpg
cordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Nagaokakyou. 11 Oct. 2009


さらに進んでいつもの坪へ。斜面を調べると怪し気なものが出ていた。どうやら何かの虫草に別の菌が重複寄生したものらしいが、今までに見た事のないものだ。
ume91011c.jpg

セミ生と見当をつけて掘ってみた。木の根の側だが以外に掘り易く、しばらくすると小さなセミの幼虫が現れた。どうやらウメムラセミタケのようだ。持ち帰って調べることにする。
他には葉裏の小型のクモ虫草がいくつか見つかったが撮影も採集もせず。ハナサナギタケがかなり出ていたがこれも放置した。

持ち帰ったウメムラセミタケ上の重複寄生菌
ume91011a.jpg

ume91011b.jpg

ume91011g.jpg

ume91011d.jpg
unknown anamorph fungi on Elaphocordyceps paradoxa
Host:nymph of cicada Place:Nagaokakyou. 11 Oct. 2009


次は検鏡。まずウメムラセミタケだということを確認するために、重複寄生菌の下の子嚢殻を取り出してみた。
ume91011j.jpg
perithecia of Elaphocordyceps paradoxa

子嚢殻をつぶしてみると多数の二次胞子が確認できた。ウメムラセミタケとして間違いなさそうだ。
ume91011i.jpg
secondary spores of Elaphocordyceps paradoxa

次に重複寄生菌の方を検鏡した。短いが明瞭な分生子柄束を持っている。
ume91011h.jpg
synnema of unknown anamorph

分生子形成細胞
ume91011e.jpg
conidiogenous cells of unknown anamorph

分生子
ume91011f.jpg
conidia of unknown anamorph

分生子形成細胞が突き錐形をしているところからHirsutella か、或いはそれが密集しているところからPolycephalomycesといったところか?似たような重複寄生菌は何度か見た事がある。
  1. 2009/10/12(月) 22:04:10|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0