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初秋の東山

2009/09/17

ずっと日照り続きだったが先週久しぶりにまとまった雨が降り、ようやく秋らしくなってきた。京都市街に買物に出たついでに、いつもの公園に行ってみた。
まず去年ミヤマタンポタケが出ていた辺りを調べた。倒木周りの落葉の層を剥がしてみると明るい黄色の未熟なキノコが現れた。少し掘ってみると確かにコロモツチダンゴが付いている。昨年調べたのは11月だったが、その時は少し遅い感じだった。今はやはり早過ぎて結実しているものは無い。来月後半ぐらいがちょうどいい時期だろう。
miyatan90917a.jpg

miyatan90917b.jpg

miyatan90917c.jpg
Elaphocordyceps intermedia f. michinokuensis
Host:Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 17 Sep. 2009


他に未熟な朽木生虫草がいくつか出ていたがこれも早過ぎるのでざっと調べただけで引き上げた。

場所を変えて山に入ってみた。よさそうな広葉樹林が有るのだが、時期が悪いのか何も見つからない。倒木の多くはアカマツで、梅雨の頃と晩秋にはシュイロクチキタンポタケが見られるのだが、今は何も無い時期だ。
かなり調べた後ようやく一体だけシュイロクチキタンポタケが見つかった。夏に出た物の残りだろう。
syuiro90917.jpg
Cordyceps sp.
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 17 Sep. 2009

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  1. 2009/09/18(金) 09:21:23|
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南丹遠征3

2009/09/06

早起きして二度目の南丹遠征に出かける。参加者はO沢さん、その知り合いのK村さん、Aさん、S根さんの5人に、現地で落ち合う予定のY本さん一家。8時過ぎに到着。Y本さん一家はすでに着いていて、K平君は早くも干涸びたカイガラムシツブタケを見つけている。
まずAさんの案内で車で山の奥まで入り、最初の坪へ。
ここは7月5日に来た場所だが、その時にはまだ未熟なものばかりだった。ブナ科の倒木を調べると次々にムラサキクビオレタケが見つかった。
mura90906a.jpg

mura90906b.jpg

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mura90906d.jpg
Ophiocordyceps purpureostromata
Host:larva of Coleoptera. Place:Nantan. 6 Sep. 2009


ムラサキクビオレタケは全部で数十体みつかったが、その他にはクチキフサノミタケのような朽木生虫草、未熟なクチキツトノミタケなどが見つかった。Aさんはアリヤドリタンポタケを見つけていた。

その後別の場所に廻ったが、こちらでは虫草は少なかった。それでもK平君は未熟なミドリクチキムシタケやミヤマムシタケなどを見つけていた。他にホソエノアカクビオレタケや、カメムシタケ、ハチタケなどがみつかった。
hosoaka90906.jpg
Cordyceps rubrostromata
Host:larva of Diptera. Place:Nantan. 6 Sep. 2009

hati90906.jpg
Ophiocordyceps sphecocephala
Host:adult of wasp. Place:Nantan. 6 Sep. 2009


持ち帰ったムラサキクビオレタケ
mura90906e.jpg

mura90906g.jpg

mura90906h.jpg
Ophiocordyceps purpureostromata
Host:larva of Coleoptera. Place:Nantan. 6 Sep. 2009


子嚢
mura90906i.jpg
asci of Ophiocordyceps purpureostromata

子嚢胞子はやや分裂しにくいが4つに分裂する。
mura90906j.jpg
ascospore of Ophiocordyceps purpureostromata

他に持ち帰った不明虫草。はじめクチキフサノミタケかと思ったが、どうやらクチキカノツノタケのようだ。
kanotu90906a.jpg

kanotu90906b.jpg

Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Coleoptera. Place:Nantan. 6 Sep. 2009


子嚢
kanotu90906d.jpg
asci of Ophiocordyceps sp.

二次胞子
kanotu90906c.jpg
secondary spores of Ophiocordyceps sp.
  1. 2009/09/09(水) 09:37:07|
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17年振り

2009/08/30

高槻のS根さんにクズノイモムシツブタケ(仮)の坪を案内してもらえることになり、O沢さん、T村さん、K山さん御夫妻と一緒に茨木市某所に出かけた。この種はクズの根に穿孔するコウモリガの幼虫から出る大型の虫草で、DNA解析によるとオオトウチュウカソウやボクトウガオオハリタケの近縁の別種ということだ。
案内された場所は道路から少し入ったところにある雑木林で、石ころだらけの斜面に太いクズが何本も這っている。そのクズの根元から鹿角状に枝分かれした虫草のストローマが何本も出ているのだ。
kuzu90830d.jpg

朽ちかけた樹皮をめくってみると7~8cmもあるような大型のイモムシが顕われた。
kuzu90830a.jpg

kuzu90830f.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Ibaragi. 30 Aug. 2009


周りを探すと他にも数体みつかった。
kuzu90830b.jpg

kuzu90830c.jpg

kuzu90830e.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Ibaragi. 30 Aug. 2009


S根さんはもう何体も採集しているというので、他のメンバーで分けて一体づつ持ち帰った。他にも未熟な朽木生種がいくつかあったが、今回は目もくれなかった。

持ち帰ったクズノイモムシツブタケ。
kuzu90830g.jpg

kuzu90830h.jpg

kuzu90830e.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:ibaragi. 30 Aug. 2009


一応検鏡したがまだ未熟で、胞子はできていなかった。追培中。

私は1992年に長岡京市でツバキの根元に穿孔した大型のイモムシから出た未熟の不明虫草を見つけているが、色々なことから考えてあれはどうやらこのクズノイモムシツブタケだったようだ。17年振りに素性が判明したわけだ。
kuzu9207xx.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Ngaokakyo. jul. 1992

  1. 2009/09/01(火) 15:34:24|
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