スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

真夏2

2009/08/19

久しぶりに東山に出かけた。一応ツクツクホウシタケが狙いだが、乾燥しているようなのであまり期待はしていない。まずキマワリアラゲツトノミタケの坪に行ってみた。まだまだ早過ぎるだろうと思っていたが、調べると結構出ている。やはり未熟のものが多いが完熟近いものもいくつか見られた。
kima90819a.jpg

kima90819b.jpg

kima90819c.jpg

kima90819d.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 19 Aug. 2009


他にもよくわからない未熟の朽木生種がいくつか見つかった。
ハチの繭と思われるものから出ている不完全型の虫草も見つかった。コガネムシの仲間に寄生するツチバチの仲間にこのような繭を作るものがあるようだが、辺りに親らしいものは見当たらなかった。分生子形成細胞の形からAkanthomyces属と考えている。
hati90819.jpg
Akanthomyces sp.
Host:cocoon of wasp. Place:Kyoto. 19 Aug. 2009


ツクツクホウシタケは乾燥が続いているせいか結局一つも見つからなかった。
スポンサーサイト
  1. 2009/08/20(木) 15:31:55|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

真夏1

2009/08/08、08/17

梅雨明けは遅かったが明けてみればすっかり例年通りで、連日35度Cの猛暑が続く。あまり外に出る気になれない。
8日はAさんにK川を案内したが、ギベルラやトルビエラなどクモ生の虫草が7、8種類みつかった。自分では採らず、写真も撮らなかった。福島に行く前に見つけておいたハヤカワセミタケ(あるいはアマミヤリノホセミタケ)はすっかり成熟して暗緑灰色になっていた。いちおう掘ってみたが寄主のセミ幼虫はすっかり分解されてしまっていた。
haya90808.jpg
Ophiocordyceps owariensis
Host:nymph of cicada. Place:Nagaokakyo. 8 Aug. 2009


17日にK川の別の場所に行ってみたが、地面は乾いてしまっていて地生の虫草は全く見当たらない。川に入って葉裏を調べるとやはり気生のクモ生虫草がたくさん見つかった。ほとんどはクモノエツキツブタケだが、大半は古くなって別の菌の寄生をうけている。ギベルラ付きのものが見つかったので2体採取した。他には白い菌糸で被われた未熟のクモ虫草がいくつか見つかった。

持ち帰ったクモノエツキツブタケ。やや古くなっている。
etuki90817a.jpg

etuki90817b.jpg
Torrubiella globoso-stipitata
Host:spider. Place:Nagaokakyo. 17 Aug. 2009


ギベルラを取って検鏡してみた。

分生子柄束。
G_90817a.jpg
synnema of Gibellula sp.

分生子柄はやや短い。
G_90817b.jpg
conidiophores of Gibellula sp.

分生子は長紡錘形。特に長いのはGranulomanus型か?
G_90817c.jpg
conidia of Gibellula sp.
  1. 2009/08/20(木) 11:26:50|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

虫草祭in福島4

2009/07/31~8/2

続き。
アリ生虫草(以下本種)。地元ではアリタケOphiocordyceps japonensisと思われているようだ。ただ本種をアリタケとするには疑問がある。まず頭部の形だがアリタケの記載文では“球形または卵形、時として少し尖る”となっており、マルミノアリタケのような形と考えられるが、本種は尖った紡錘形で一見小型のハチタケかアワフキムシタケのように見える。また、本種は東北地方では普通に見られるようだが、西日本では見られない。アリタケのタイプ標本は岐阜県で採集されている。
ari90802a.jpg

ari90802b.jpg

ari90802c.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:adult of ant. Place:hukushima. 2 Aug. 2009


検鏡してみたが、子嚢や胞子はマルミノアリタケ、ハチタケ、アワフキムシタケなどと形も大きさも変わらない。アリタケの記載文では子嚢は130~170×5~6μmと本種に比べかなり短い。ただしこの点については記載者が未熟な標本からのデータを載せたのではないかと疑われるところがある。

子嚢
ari90802d.jpg
asci of Ophiocordyceps sp.

二次胞子
ari90802e.jpg
secondary spores of Ophiocordyceps sp.

では本種はいったい何かということになるのだが、一応4つの可能性をあげておく。

1. ハチタケあるいはアワフキムシタケと同種の寄主違い寄生。
2. ニューギニアトゲアリタケO. myrmecophilaである。この種は世界汎布種であり、必ずしもトゲアリ生ということはない。本種とは色や胞子の大きさが少し違うが個体差の範囲といえないこともない。
3. 未発表の別種。
4. やっぱりアリタケ。

一応Ophiocordyceps sp. としておく。

次はホソエノアカクビオレタケ。
hoso90802c.jpg

hoso90802d.jpg

hoso90802e.jpg
Cordyceps rubrostromata
Host:larva of Diptera. Place:hukushima. 2 Aug. 2009


子嚢
hoso90802g.jpg

hoso90802f.jpg
asci of Cordyceps rubrostromata

二次胞子
hoso90802h.jpg
secondary spores of Cordyceps rubrostromata

ナガホノケンガタムシタケの未熟個体。追培中。
nagaho90802.jpg
Cordyceps obliquiordinata
Host:larva of Coleoptera. Place:hukushima. 2 Aug. 2009


コツブイモムシハリタケ。やや未熟で追培中。
kotub90802a.jpg

kotub90802b.jpg
Ophiocordyceps crinalis
Host:larva of Lepidoptera. Place:hukushima. 2 Aug. 2009

  1. 2009/08/10(月) 01:03:59|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
次のページ