滋賀のセミタケ

2009/07/22

今日も遠征。革工芸作家のK野さんといっしょだ。K野さんはこの頃マイマイにはまっているのであちこち車で出かけているのだが、年に一回ぐらい私も同行するのだ。もともと虫草が出るとわかっている場所ではないので、何か見つかればめっけものというぐらいの気持ちなのだが、今までほとんど虫草において成果があったことはない。
まず滋賀県と三重県の境ぐらいのところへ。ここもこの地独特のマイマイが棲むというのだが、虫草もマイマイも成果なし。滋賀県に戻ってもう一つの予定地に向かう。K野さんによれば前に来た時に虫草も見つけているということだ。ところが山に入ると、大雨でもあったのか路上に土砂がごろごろしている。さらに進むと完全に土砂崩れで塞がってしまっていた。歩いて先に進んでみたが、あちこちで土砂崩れが起きていて、上流で川が埋っているのか水が干上がっている。どうも危なそうなので引き返す事にした。土砂崩れの手前でK野さんは未知の小型マイマイを、私はカメムシタケを一体ゲットした。寄主のカメムシは見た事のない種類だ。
目的地に行けなかったせいで少し時間に余裕ができたので、帰り道で神社やお寺を調べながら行くことにした。最初の神社はかなり大きく、いかにもセミタケなどが出そうな雰囲気だ。ここでK野さんがカメムシタケを一体見つけた。さらに探すと予想通りセミタケが見つかった。しかも6体。一ケ所でこんなに見たのは久しぶりだ。撮影してから掘り出す。採集は二体にとどめた。
semi90722a.jpg

semi90722b.jpg

semi90722c.jpg

semi90722d.jpg

semi90722e.jpg
Ophiocordyceps sobolifera
Host:nymph of cicada. Place:Higasioumi. 22 Jul. 2009


続いて二つの社寺を調べたがここでは見つからず。ただ、ニイニイゼミの抜け殻や巣穴はたくさん見つかった。温暖化のせいか京都ではニイニイゼミが激減しているが、こちらではまだ普通にいるようだ。これに力を得てさらにもう一つの神社へ。ここでセミタケを一体見つけた。
K野さんは何とヤンマタケを見つけた。コケの上に落ちていたのだが、川の側でもない神社の境内とは意外な感じだ。
yanma90722.jpg
Hymenostilbe odonatae
Host:adult of dragonfly. Place:Higasioumi. 22 Jul. 2009


予定時間がきたので社寺調べは4箇所で終了したが、本格的に調べればかなりの数のセミタケが見つかっただろう。セミタケに関しては絶滅が危惧される京都で探すより滋賀県で探した方が世程分があるようだ。

持ち帰ったカメムシタケ。寄主のカメムシの種類までは不明。
kame90722a.jpg

kame90722b.jpg
Ophiocordyceps nutans
Host:adult of stink bug. Place:Higasioumi. 22 Jul. 2009


ヤンマタケ
yanma90722b.jpg
Hymenostilbe odonatae
Host:adult of dragonfly. Place:Higasioumi. 22 Jul. 2009

  1. 2009/07/28(火) 09:19:18|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0