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春霞の東山

2008/03/26

今日から京都市内でグループ展が始まった。午前中に少しだけ会場に顔を出してから徒歩で東山へ。某公園で夕食用にトガリアミガサタケを採集してから山に入った。山頂までのコースは何度か来たことがあるが、帰りは別のコースをとった。倒木が多い場所があったので調べてみると予想通り未熟なヒメクチキタンポタケがみつかった。撮影だけして元に戻す。
himeku80326.jpg
Cordyceps annullata
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 26 Mar. 2008


さらに調べると朽ちた切株にクチキムシツブタケを見つけた。寄主は分解が進んでボロボロになっているがキマワリの幼虫かもしれない。持ち帰る。
kutiki80326a.jpg
Cordyceps cuboidea
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 26 Mar. 2008


持ち帰ったクチキムシツブタケ
kutiki80326c.jpg

kutiki80326b.jpg
Cordyceps cuboidea
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 26 Mar. 2008


結実部の拡大。子嚢殻の色からしてすでに古くなったもののようだ。
kutiki80326d.jpg


先週みつけたものと同じく、別種の虫草に重複寄生しているようだ。クチキツトノミタケかキマワリアラゲツトノミタケに見える。
kutiki80326e.jpg


ところでクチキツトノミタケの寄主はコメツキムシ、キマワリアラゲツトノミタケの寄主はキマワリとされているが、寄主以外に両者の明確な違いはなさそうだ。或いは寄主違いの同種かもしれない。

尚、手許の資料を調べてみるとやはり東山でキマワリアラゲツトノミタケが何度か記録されているようだ。
今回の場所は先週行った所とは遠く離れているので、東山一帯にかなり広く分布しているのかもしれない。
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  1. 2008/03/27(木) 10:29:21|
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雨の東山

2008/03/19

フィルムを現像に出すために久しぶりに京都市内に出た。できあがるまでに時間がかかるので東山を調べてみることにした。生憎朝から雨が降り続いていて一向に止む気配がない。長く歩くのはいやなので、地図を頼りに地下鉄の某駅の近くを当ってみた。初めての場所だがなかなかいい雰囲気の山だ。東山ではタンポタケがかなり大きくなっているという情報があったのでまずそれを目標にしたが、場所までは聞いていない。そうこうするうちに斜面の倒木のそばの地面から虫草っぽいものが出ているのがみつかった。寄主の一部らしきものも見えている。雨がかなり激しく降っているので、撮影はあきらめてすぐに掘ってみた。寄主はどうやらキマワリの幼虫のようだ。一応収穫があったので、あとはざっと調べただけで引き上げた。また夏の晴れた日に調べてみよう。
持ち帰って洗ってみたが、どうやら未熟なクチキムシツブタケのようだ。ただ何か他の種類の虫草に重複寄生しているように見える。キマワリに寄生する種としては京都ではヒメクチキタンポタケが多いが、どうも質感が違う。柄の下部に短毛が生えているところをみると、クチキツトノミタケかキマワリアラゲツトノミタケが疑われる。これらの種は西山では見たことが無い。西山も東山も虫草の種類はあまり変わらないと思っていたが、どうやら微妙に違いがあるようだ。
kima80319a.jpg

kima80319c.jpg

kima80319b.jpg
Cordyceps cuboidea
Host:larva of Coleoptera. Place:Kyoto. 19 Mar. 2008
  1. 2008/03/20(木) 21:14:05|
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お馴染みさん

2008/03/07

久しぶりにK川に行ったが、本流沿いの道は相変わらず工事が続いていて入れない。一方でイノシシ猟が始まっていてハガクレ谷の方も安心して探せない。仕事の方も3月中は忙しいので、本格的な虫草探しは4月まで待たなければならないだろう。今出ているはずのタンポタケの坪には行けそうもないので、仕方なくアブ谷に行ってみた。ここは秋から冬にかけて何度か調べているので、虫草日誌のネタになるような新しいものは期待できない。仕方ないのでいつも出ていて普段は見向きもしないものを何種類か採集してきた。

まずハガクレシロツブタケ。K川流域ではどこでも年中見られるが、この時期は子嚢や胞子は見られない。
haga80307.jpg
Torrubiella sp.
Host:pupa of Diptera. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


次もおなじみのカイガラムシ生のトルビエラ。これも年中見られるが子嚢や胞子はなかなか見られない。
kaitoru80307.jpg
Torrubiella sp.
Host:scale insect. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


同じ葉にフザリウムの仲間も付いている。
fuza80307.jpg
Fuzarium sp.
Host:scale insect. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


アブラムシ生のヒルステラ。この時期には長く伸びたものは見られない。
aburam80307a.jpg
Hirstella sp.
Host:aphid. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


前回みつからなかったAschersonia kawakamiiもツバキの枝上にみつかった。
Asc_k80307.jpg
Aschersonia kawakamii
Host:scale insect. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


Aschersonia goldianaはツバキの葉裏にいくつも付いている。
A_g80307.jpg
Aschersonia goldiana
Host:pupa of whitefly. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


川を出て道沿いの斜面でイトヒキミジンアリタケ?を探したが、新しいものは一つもみつからなかった。
ari80307a.jpg
Ophiocordyceps unilateralis?
Host:ant. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


マユダマタケの重複寄生を受けているものもあった。
ari80307b.jpg
Polycephalomyces sp.
Host:ant. Place:Nagaokakyo. 07 Mar. 2008


  1. 2008/03/12(水) 22:45:23|
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