今年のヒポクレラ

2008/01/04

今年初めての山行き。K川へ。アブ谷を調べる。毎年ヒポクレラが出る場所に行ってみたが、今年もやはり出ていた。川原の地面に積もった落葉から発生している。先月に調べた時にはまだ子嚢殻が発達していなかったが、今回はかなり発達したものもある。先月の時点でこの菌が付いていた木はほぼ完全に落葉し終わっていたので、地上に落ちてから子嚢殻が成長したと考えられる。普通ヒポクレラやアスケルソニアは常緑樹に見られるものだが、この場所のヒポクレラに限って落葉樹に付き、しかも地上に落ちてから成長して胞子を放出するというのはどういうことだろう。寄主昆虫はコナジラミだが、この昆虫の生活史の中で地上に降りて感染する機会があるのかどうか興味深いところだ。子嚢殻が発達したものを選んでいくつか持ち帰った。
昨年この場所でたくさんみかけたAschersonia kawakamiiは今年は一つも見つからない。ツバキの葉には
未熟な黄色のA.goldianaがたくさん付いている。

何かもっと虫草らしいものが出ていないかと思って探したが道沿いの斜面でイトヒキミジンアリタケ?を見つけた。以前に比べて少なくなったとはいえ、よく探せば今でも見つかるものだ。ただし、ほとんどは何年も前に出た古い個体の残骸だ。
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Cordyceps unilateralis?
Host:ant. Place:Nagaokakyo. 04 Jan. 2008


持ち帰ったヒポクレラ。
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Hypocrella raciborskii?
Host:pupa of whitefly. Place:Nagaokakyo. 04 Jan. 2008


子嚢殻をいくつかつぶして検鏡してみたが、ほとんどの子嚢はまだ未熟のようだった。
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Asci of Hypocrella raciborskii?

わずかに胞子ができている子嚢がみつかった。
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Asci and Ascospore of Hypocrella raciborskii?

  1. 2008/01/05(土) 01:29:02|
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