梅雨を待つ

2007/06/11

何度かまとまった雨が降っているが、なかなか続いてくれない。虫草のほうもちょっと低調のようだ。昨年ヒメクチキタンポタケが大量発生したK寺の坪を覗いてみたが、ぽつぽつと出始めている。今の所5、6体に過ぎないが、これから大雨でも降ればどんどん出てくるのではないだろうか。
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Cordyceps annullata
Host:larva of Coleoptera (Plesiophthalmus nigrocyaneus). Place:Nagaokakyo. 3 Jun. 2007


ツブノセミタケもまだ未熟だが何本か顔を出している。
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Cordyceps prolifica
Host:nymph of cicada (Tanna japonensis). Place:Nagaokakyo. 3 Jun. 2007


11日はK川に行った。そろそろクモ生の虫草が出ているのではないかと思っていたのだがまだ全然付いていない。ダム湖の上流の流れ込みに沿って進む。
アオキの枝にシャクトリムシハリセンボンが一体付いていた。最近出たばかりの未熟個体だ。今年出たものとしては第一号だ。例によって撮りにくい位置にある。枝を折り取って撮り易い位置に移動させれば簡単なのだが、継続観察するつもりなのでその場で撮るしかない。
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Cordyceps sp.
Host:larva of Lepidoptera. Place:Nagaokakyo. 11 Jun. 2007


この辺りまで来てようやくクモ生の虫草がみつかり始めた。まずヒサカキの葉裏で見つかったもの。一見トルビエラのように見えるがよく見ると未熟なギベルラのようだ。持ち帰って追培することにした。
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Gibellula sp.
Host:spider. Place:Nagaokakyo. 11 Jun. 2007


Akanthomyces novoguineensisもいくつか見つかった。
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Akanthomyces novoguineensis
Host:spider. Place:Nagaokakyo. 11 Jun. 2007


岩に古びたクモ虫草の残骸のようなものが付いていた。なにげなく手の上に落してみたが、ルーペで見ると子嚢果が見える。どうやら古いAkanthomyces novoguineensisに重複寄生したコゴメクモタケのようだ。これは持ち帰った。
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Torrubiella minutissima
Host:spider. Place:Nagaokakyo. 11 Jun. 2007


小さな子嚢果が無数に付いている。
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他にもよくわからない未熟クモ虫草が出ていたが、場所を記憶しただけで写真は撮らなかった。






  1. 2007/06/12(火) 19:50:43|
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