巡回2

2006/04/15、17

K寺へ。4月も半ばなのに一向に暖かくならない。桜も随分長く咲いている。新しいものが出る時季でもないので、すでに見つけている場所を巡回するだけだ。

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ツブノセミタケは昨年、一昨年の古いストローマから新しい芽が出始めていた。奥の焦茶色の穂はこの虫草日誌を始めた昨年の1月に既に古くなっていたもので、明るい茶色の数本は昨年の春に出て来た穂だ。手前の白いのが3代目のストローマになる。この日誌では過去4回、1月5月7月12月に観察記録を載せている。

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ところで、古い写真を整理していたら、一昨年の2月27日の日付けのものがみつかった。廻りの様子からみて、同じ個体と思われる。つまりこのツブノセミタケは少なくとも2年以上成長し続けていることになる。いつまで生き続けるか掘らずに観察し続けるつもりなので、もし見つけてもそっとしておいて欲しい。

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コガネムシハナヤスリタケの坪では昨年の11月にみつけたものがまだ残っていた。もう少しすればマユダマタケが生えてくるのだろう。

ヌメリタンポタケの坪も見て廻ったが、ようやく成熟したという感じでまだ小さいものも多い。タンポタケも同様だ。K川のタンポタケは後から出始めたのにもう終わってしまった感じだ。こちらの方が寒いというわけでもあるまいに、どういうわけだろう。

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未熟な時には見分けがつきにくかった両種だが、成熟すればかなり容易に見分けられる。

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ここでは完全に混在しているようだ。
成熟したヌメリタンポタケの画像を載せておく。

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ヌメリタンポタケCordyceps canadensis

4月17日にK川に行ってみた。遅れに遅れていた林道工事がようやく片付いたようなので、S岳に向かうハガクレ谷沿いのコースを歩いてみた。かなり長い区間にわたって道沿いの斜面が削り取られていて、当分は回復できそうもない。

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ようやく一本だけサナギタケをみつけた。まだまだ未熟だ。連休の頃には少しでも出てくるのだろうか?
  1. 2006/04/18(火) 01:58:24|
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