久々の山行き2

2005/11/25

つづき
他にいくつか細かいものを採集した。

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アオキの葉裏の菌に覆われた毛虫。接合菌の仲間と思われる。接合菌もよく見かけるのだが、知識がなくてよくわからないので敬遠していた。これからは画像だけでも出して行こうと思う。

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検鏡してもやはりよくわからない。長楕円形のものが第一分生子で、やがて側面がふくらみ細長い突起が伸びてその先に第二分生子をつけるのだと思うのだが・・

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これはアオバハゴロモ。夏にも菌に冒されたハゴロモをよく見かけたが、これはかなり古くなって干涸びているようだ。

hagoromo3.jpg
これも検鏡したがよくわからない。とりあえず画像だけ。

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コナサナギタケを一体採集した。

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分生子が少し小さいが、ハナサナギタケと大きな違いはないようだ。






  1. 2005/11/29(火) 10:59:41|
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久々の山行き1

2005/11/25

個展が終わってやっと暇ができた。K川に行くのは一ヶ月振りだ。何やら山林の整備が計画されているようで、あちこちに標識が打ち込まれている。クサナギヒメタンポタケの坪辺りにも標識があるので心配だ。クモ谷に向かう。川から離れた道沿いの葉裏にも小さな虫草が見られる。ほとんどが干涸びたり二次寄生菌に冒されている。

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コゴメクモタケを一体、蛾の成虫生の不完全菌を一体見つけた。

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蛾のほうはAkanthomycesの仲間とおもわれるが、二次寄生菌にやられていて判別できなかった。

谷に入ると小型のGibellula Akanthomycesハガクレシロツブタケがたくさん見られたが特に目新しいものはなかった。

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アオキの葉裏に菌に冒されたアブラムシの集団が見られた。これもめずらしいものではないが、一応持ち帰った。

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脚の関節部分を検鏡した。突き錐状のフィアライドと分生子の形からHirsutella sp.

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いくつか細かいものを採集して帰途についた。帰りに合流点付近の葉裏を調べると蛾のものと思われる黄色い繭があった。

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ルーペで見ると子嚢果と思われる小さなツブツブが見えた。

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持ち帰って検鏡し子嚢を確認した。未熟なコゴメクモタケのようだ。
それにしてもこの種の寄生範囲の広さには驚く。これからは蛾の繭も一々調べなければなるまい。

追記
その後繭を切り開いてみたらからっぽだった。以前にもチビガ?のからっぽの繭から本菌が出ていたことがあったが、もしかすると繭の繊維そのものを栄養源にしているのかもしれない。そうだとすれば昆虫殺生菌という前提そのものが怪しくなってくる。
  1. 2005/11/26(土) 12:03:27|
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今どきタンポタケ?

2005/11/01

昼食のついでにちょっとだけK寺を覗いてみることにした。
コガネムシハナヤスリタケの坪を調べる。

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前に見つけていた一体はほぼ完熟状態だ。他にもう一体みつかった。

毎年食べている紫色のフウセンタケが出ていたので食用に持ち帰ることにしてもっとないかと探してみると、イグチの幼菌のようなものが出ていた。

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よく見ると頭部の直径が1.5cmもある大きなタンポタケだった。この付近では前にも何度か夏に見つけているが、この時季に見るのは初めてだ。

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近くを調べるとさらにニ体みつかった。一体残して二体を持ち帰る。

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春に出る緑色のタイプに比べて大型で黄褐色で、一見して別種のように見える。出る場所も離れているし、寄主も違うようだ。

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検鏡してみたが胞子は春に出るものとほとんど変わらない。子嚢胞子は分裂して16個の二次胞子に分かれる。大きさにややばらつきがあるがタンポタケとしていいのではないかと思われる。
  1. 2005/11/03(木) 10:32:28|
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