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ガヤドリ

2005/09/27

今まで月曜日に虫草観察に出ることが多かったが、大学の授業が始まってしまったので、これからは火曜日に行くことになりそうだ。
K川へ。本流ダム湖上流の流れ込み付近を調べた。

akatubu2.jpg
アオキの葉裏に黄色の紡錘形のものが。9月12日に見つけた赤ツブのトルビエラと同じもののようだ。ただし今度のものは未熟で寄主に厚みが残っており、子嚢果も数粒がわずかにできているに過ぎない。

hagakure10.jpg
この寄主と同じような大きさ、形の寄主に寄生したハガクレシロツブタケを近くで見つけた。もし同じ寄主だとすればやはりアブの蛹ということになる。

gayadori1.jpg
8月8日と8月29日に観察した蛾の成虫生虫草のその後を見に行った。

gayadori2.jpg
すでに子嚢果ができている。形から見てガヤドリナガミツブタケのようだ。この辺りでは晩秋に未熟なガヤドリタケを見ることが多く、今頃熟したものを見ることはあまりない。年に何度か発生する種類なのだろうか?
その後本流をキャンプ場まで遡って調査し、クモ生のものをいくつかみつけた。
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  1. 2005/09/29(木) 00:08:13|
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ハガクレシロツブタケ2

2005/09/19

つづき
クモ谷に流れ込む細い源流ではハガクレシロツブタケがやたらに目に付いた。
この種は川沿いのアオキやシダ類の葉裏に付いたヒラタアブの仲間の蛹に寄生するもので、ほぼ周年見られる。ただ、盛んに胞子を作る最盛期は秋だと思われる。

hagakure5.jpg
ハガクレシロツブタケ Torrubiella sp.

hagakure8.jpg

hagakure9.jpg


hagakure6.jpg
持ち帰ったものを検鏡するとつながった子嚢胞子が確認できた。8個の二次胞子に分裂する。二次胞子の中央に隔壁が見えるが、これが見えないものもある。

hagakure7.jpg
子嚢

前回アップしそこねたコゴメクモタケの子嚢を追加しておく。

kogome13.jpg

  1. 2005/09/23(金) 10:10:48|
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薄紅色のコゴメクモタケ

2005/09/19

ネット上ではあちこちで珍品発見の報。あまり出歩く時間はないのだが運動を兼ねて出かける。今日もK川へ。
いつもより少し下流からクモ谷に降りる。ハナサナギタケが非常に多い。

kogome5.jpg
川の中を進んで少し上流に行ったところで、岩に張り付いたアシダカグモの屍骸を見つけた。菌に冒されているようだ。ルーペで見ると赤っぽいつぶつぶが・・ コゴメクモタケのようだ。撮影して持ち帰ることにする。
クモ谷は前回来た時からあまり変わっていない。微小なギベルラがやたらに増えたぐらいだ。今年はやはりこの谷は不作年らしい。
少し調べただけで場所を変えることにした。クモ谷に流れ込む細い源流に入る。ここは今年はまだ調べていないが、今まで収穫があった試しがない。やたらに目に付くのがハガクレシロツブタケ。どの木にも必ず幾つかは付いている。完熟しているようなので検鏡用に数体持ち帰る。他に見つけたのがトルビエラクモタケ、コゴメクモタケ、不明の黄色のクモタケなど。アオバハゴロモの若虫に付いたコゴメクモタケ?も見つかった。クモ谷から離れるに従って見つかる虫草が減ってきたので、あきらめて帰ることにした。

kogome6.jpg

kogome10.jpg
さて、持ち帰ったアシダカグモ生のコゴメクモタケだが、普通のものに比べて子嚢果が赤っぽい。

kumotake10.jpg
さらにクモタケのような薄紫の分生子のコロニーが見られる。

kumotake9.jpg
この部分を検鏡してみると見なれた分生子が見られた。やはりクモタケのようだ。つまりこのコゴメクモタケはクモタケに重複寄生していることになる。

kogome8.jpg
薄紅色の子嚢果も検鏡してみた。随分細長く、ヘチマの実のような形だ。このような子嚢果は見覚えがある。ナガレアブの卵塊に付いていた不明のトルビエラだ。色や形、大きさがほぼ一致する。どうやらあれもコゴメクモタケの寄主違い寄生だったらしい。

それにしてもこの薄紅色のコゴメと普通の淡黄褐色のコゴメとは本当に同じ種類なのだろうか?

kogome9.jpg
この日見つけた普通のコゴメクモタケも検鏡してみた。

kogome11.jpg
子嚢果はやや小さく淡黄褐色で洋梨型。押しつぶさなくても自然に子嚢を吐き出すところを見ると、ほぼ完熟しているのだろう。図鑑の記述とも一致する。比べてみると全くの別種のようにも見えるがそう簡単には決めつけられない。

kogome12.jpg
薄紅色のコゴメの別の場所から採った子嚢果を見てみると、色以外は淡黄褐色型と変わらない。今まで見てきた経験からするとコゴメクモタケの子嚢果は熟するにつれて楕円形から洋梨型に変化する。そしてさらに成熟するとヘチマの実のような形になるのではないか?
ただ、淡黄褐色のコゴメでそのような形になったものは見たことがない。

hagoromo.jpg
ハゴロモの若虫に付いたコゴメクモタケ?も検鏡してみた。

hagoromo2.jpg
色や大きさは普通のコゴメと変わらないがかなり細い。よく見ると別の菌の重複寄生を受けているようなので、そのせいかもしれない。


  1. 2005/09/21(水) 12:53:31|
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