緑のムカデ

2005/07/04

やっと雨が降ったと思ったら、今度はなかなか止まない。少し小降りになったので、傘をさして徒歩でK寺に行く。クモタケがそこかしこに出ているが完全型と思われるものはない。裏の山林で、毎年今頃出るはずのクチキムシツブタケを調べる。

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山に入ってから急に雨が強くなって来たので、ざっと見ただけだが、4、5本出ていた。幾つかは結実していたが、まだ少し未熟なようなので、採集は次の機会にした。

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墓地のそばでセミタケが出ていないか調べている時に白っぽい菌糸に被われたムカデの屍骸を見つけた。

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裏返してみると緑色の分生子で全面被われている。どうやらMetarhiziumの仲間のようだ。


持ち帰って検鏡してみた。分生子柄の先がほうき上に分岐し、棍棒状のメトレと細長い円筒状のフィアライドをつけている。やはり"黒きょう病菌"Metarhizium anisopliae var. anisopliaeのデータと一致するようだ。それにしても寄生範囲が広いとは聞いていたが多足類にまで寄生するとは・・

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フィアライド

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分生子
  1. 2005/07/04(月) 20:08:22|
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