海の日1

2005/07/18

祝日なので外出はしないつもりだったが、あまりに暑くて仕事がはかどらないので、気晴らしにK寺をのぞいてみることにした。イグチの仲間がやたらに出ているが、少し遅過ぎたようで虫だらけになっている。

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ツブノセミタケを見てみたが、もうすっかり結実している。

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コガネムシハナヤスリタケも完熟のようだ。持ち帰って検鏡することにする。

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クチキムシツブタケと思われる小型虫草がそろそろ完熟しているはずなので見に行った。林の中はとにかく蚊が多い。とても5分と集中力を維持できない。なんとか幾つか見つけて持ち帰った。

持ち帰って洗浄を終えるとコガネムシハナヤスリタケもクチキムシツブタケも肉眼でわかるほど旺盛に胞子を吐き出している。スライドグラスに載せると、すぐに白くなった。

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コガネムシハナヤスリタケCordyceps nigrella

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頭部

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子嚢胞子 4っつに別れる。

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子嚢
  1. 2005/07/19(火) 19:58:15|
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空振り

2005/07/14

K川へ。ハガクレ谷でクモ虫草が大発生していたので、他の谷も調べてみることにしたのだ。まず丸木橋を渡ってクモ谷へ。予想通り水嵩が非常に多い。二日前ならとても入れなかったことだろう。苦労しながら進むが、意外にもクモ虫草がほとんど付いていない。ここは不作の年でも安定して出るところなのだが。

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かなり進んでからようやくちらほらと見つかり出した。ここのはトルビエラクモタケではなくてクモノエツキツブタケのようだ。この時季だとまだ未熟だ。水量が多過ぎてあまり奥までは進めない。この奥が実はクモ虫草が多いところなのだ。
早々にあきらめて、今度はアブ谷に向かう。こちらは元々クモ虫草が多いところではないが、それにしても全く見つからない。

P_sp1.jpg

川の上に被さった木の枝で真っ白なシャクトリムシをみつけた。不完全型の菌に付かれたものらしい。持ち帰って検鏡することにする。
淀みの所で葉裏を調べるがナガレアブの卵塊は少ししか付いていない。まだ菌に寄生されている様子もない。ここもあまり奥まで行かずに引き上げた。帰りの道沿いでカイガラムシ生やクモ生の虫草をいくつかみつけた。

持ち帰ったシャクトリムシを検鏡した。

P_sp1b.jpg

分生子形成細胞の形を見るとPaecilomyces属のようだ。

P_sp1c.jpg

分生子は隔壁で二つに分かれている。結局よくわからない。
  1. 2005/07/15(金) 20:29:46|
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クモの季節2

2005/07/12

朝から降っていた雨が止んだのでK川に行く。ずっと降り続いていたので水量が多い。クモ谷やアブ谷は進みにくそうなので、手軽に行けるハガクレ谷を調べることにする。

maizuru1.jpg

合流点付近で川に降りてさっそく黄色のクモ生虫草がみつかった。ほぼ完熟状態だ。マイヅルウスキクモタケとしているものだが、実のところはっきりわかっていない。

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さらにトルビエラクモタケツツナガクモタケ(これも同定に自信なし)、コエダクモタケとたてつづけに見つかった。

谷を遡って行くとそこかしこのシダやアオキの葉裏にクモ虫草が付いている。日照りが続いていたので今年は少ないかと思っていたが、最近の雨のせいか例年よりむしろ多いぐらいだ。ほとんどがトルビエラクモタケで結実しているものだけで40~50体。白い菌糸に包まれた未熟のものはもっと多い。クモノエツキツブタケなのかツキダシハスノミクモタケになると思われる子座の伸びた未熟個体も目に付いた。コエダクモタケはわずか3体と少ない。マイヅルとツツナガは結局最初にみつけたものだけだった。もともとこの川筋のものではないのかもしれない。

kogome1.jpg

ほかにやや未熟なコゴメクモタケが数体。不完全型の菌の二次寄生を受けたものも多かった。Akanthomyces novoguineensisGibellulaも多数見つかった。

siroito1.jpg

クモ以外ではアブラムシ生のHirsutellaがみつかった。
  1. 2005/07/13(水) 11:54:26|
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