M神社

2005/05/31

となりの市のM神社に行く。虫草目的ではなくカンゾウタケを採るためだ。雨が降らないせいかカンゾウタケは充分成長しないまま干涸びてしまっている。
この神社は山から離れた市街地にあって古木が多いいい森だったのだが、周囲の開発が進み交通量が増え、神社自体もほとんど無意味に見える改修を繰り返し、近頃ではキノコはほとんど壊滅に近い有り様だ。15年ほど前から観察を続けているが、始めは多かったセミタケも10年ほど前から見かけなくなり、途絶えることなく発生を続けてきたハナアブラゼミタケもついに一昨年は姿を見せなかった。昨年は出たものの、今年はまだ見られない。ヒメクチキタンポタケもここ数年見かけていない。以前出ていた場所を調べてみたがすっかり様相が変わって随分荒れた感じになっている。ここのヒメクチキはK川のものとは違って朽木の中ではなく、立木の根元の地面から出る。

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木の根元を調べる内、地面に甲虫の幼虫の屍骸が落ちているのに気づいた。拾い上げてみるとなんと干涸びたストローマが出ている。初めて見る種類だ。15年以上見てきたのにすっかり衰退してしまった坪で新しい種類に出会おうとは。

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持ち帰ってよく調べてみる。寄主はゴミムシダマシの仲間のようだがキマワリではない。地上に露出していたため未熟なまま干涸びているようだ。

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柄は薄い毛が生えているようだ。未熟なヒメクチキかとも思ったが、寄主も違うしなんとなく感じが違う。無理かもしれないが追培することにする。
  1. 2005/06/01(水) 20:59:01|
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