Nectria,Fuzarium,Aschersonia

2005/02/07
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麦角菌科ではないので普通虫草とは呼ばないが、これらもカイガラムシ等を寄主とする虫生菌である。アオキやツバキの葉裏で周年見かける。これはツバキ。
赤いのはNectria属と思われるが、この属で昆虫寄生菌はNectria flammeaが知られているに過ぎない。おそらくこれがそうだと思うが、この種の写真や図版が見当たらないので何ともいえない。
夏にはもっと鮮やかで瑞々しい感じ。不完全世代はFuzarium coccophilum

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これが二次胞子。すでに発芽しかかっている。

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夏に撮ったもの。フランスパンのような子嚢の中にクロワッサンのような胞子が詰まっている。

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ついでに分生子も。

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黄色いのはAschersonia属で、おそらくAschersonia aleyrodis。不完全世代の菌。完全世代はHypocrella属。これもアオキやツバキの葉裏でよく見かける。これはアオキ。寄主はやはりカイガラムシか?

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紡錘状の分生子。 [Nectria,Fuzarium,Aschersonia]の続きを読む
  1. 2005/02/10(木) 16:24:31|
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カイガラムシ生不明種

2005/02/07
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帰りがけに、ハガクレ谷とクモ谷やアブ谷との合流点の少し下流でカイガラムシ生のトルビエラ属の虫草を見つけた。ハガクレ谷では見かけないが、クモ谷やアブ谷には多い。そちらの方から菌が流れてきたのだろうか?
この種は真冬でもたくさん見かける。アオキの葉裏にびっしり付いていることもある。はじめ、寄主はハダニかと思っていたが、カイガラムシの仲間であることを確認している。

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カイガラムシ生不明種Torrubiella sp.

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検鏡したが、子嚢や子嚢胞子は見えるものの二次胞子は確認できなかった。今まで何度か検鏡してみたがいつもそうなので、もしかすると二次胞子に分裂しないタイプかもしれない。
  1. 2005/02/10(木) 12:18:35|
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アブラムシ生Hirsutella

2005/02/07
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虫草と呼んでいいのか微妙だが、この辺りのどの川筋でもよく見かけるアブラムシ生の虫生菌である。アオキに付いているので寄主はアオキコブアブラムシだと思うが、色はすっかり変わってしまっている。夏には長いシンネマ(分生子柄束)を伸ばしたものも見つかるが同じ種類かどうかはわからない。

アブラムシ生不明種Hirsutella sp.

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検鏡してみると、特有の突き錐状のフィアライドがあり、典型的なHirsutella属のように思われる。
  1. 2005/02/10(木) 12:12:29|
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