蛾生不完全型虫草

2005/02/14
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K川へ、前回行った時に見つけたクモ虫草を再度調べるつもりでいたが、合流点に着く手前の道で、この辺りにも昨年クモ生の虫草がいくつも出ていたことを思い出して調べてみた。アオキの葉裏にクモ生のものがいくつか見つかったが子嚢果はみつからなかった。
同じくアオキの葉裏に小型の蛾の成虫生の不完全型の虫草がいくつか付いていたので、二体ほど持ち帰ることにした。
その後前回と同じ場所でクモ虫草を調べたが、子嚢果のついたものはみつからなかった。

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蛾の成虫生の不完全型の虫草を検鏡した。透明で非常に見辛いが、なんとかフィアライドと分生子を見分けることができた。よくわからないが、Akanthomyces pistillariaeformisだろうか?

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フィアライド

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分生子
  1. 2005/02/14(月) 20:29:20|
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Nectria,Fuzarium,Aschersonia

2005/02/07
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麦角菌科ではないので普通虫草とは呼ばないが、これらもカイガラムシ等を寄主とする虫生菌である。アオキやツバキの葉裏で周年見かける。これはツバキ。
赤いのはNectria属と思われるが、この属で昆虫寄生菌はNectria flammeaが知られているに過ぎない。おそらくこれがそうだと思うが、この種の写真や図版が見当たらないので何ともいえない。
夏にはもっと鮮やかで瑞々しい感じ。不完全世代はFuzarium coccophilum

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これが二次胞子。すでに発芽しかかっている。

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夏に撮ったもの。フランスパンのような子嚢の中にクロワッサンのような胞子が詰まっている。

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ついでに分生子も。

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黄色いのはAschersonia属で、おそらくAschersonia aleyrodis。不完全世代の菌。完全世代はHypocrella属。これもアオキやツバキの葉裏でよく見かける。これはアオキ。寄主はやはりカイガラムシか?

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紡錘状の分生子。 [Nectria,Fuzarium,Aschersonia]の続きを読む
  1. 2005/02/10(木) 16:24:31|
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カイガラムシ生不明種

2005/02/07
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帰りがけに、ハガクレ谷とクモ谷やアブ谷との合流点の少し下流でカイガラムシ生のトルビエラ属の虫草を見つけた。ハガクレ谷では見かけないが、クモ谷やアブ谷には多い。そちらの方から菌が流れてきたのだろうか?
この種は真冬でもたくさん見かける。アオキの葉裏にびっしり付いていることもある。はじめ、寄主はハダニかと思っていたが、カイガラムシの仲間であることを確認している。

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カイガラムシ生不明種Torrubiella sp.

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検鏡したが、子嚢や子嚢胞子は見えるものの二次胞子は確認できなかった。今まで何度か検鏡してみたがいつもそうなので、もしかすると二次胞子に分裂しないタイプかもしれない。
  1. 2005/02/10(木) 12:18:35|
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