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2019年四月まとめ

2019/04/09、24

個展の準備で忙しくてブログを放置していていつの間にか6月になってしまったが、大急ぎで4月と5月をまとめてしまおう。まず4月から。
4月9日は京都市の某所へ。目的はオオセミタケだ。昨年もおなじ時期に行って十数体を見つけている。着いてさっそく探し始めたが、昨年の台風21号による倒木で坪が傷められていてなかなか見つからない。どうにか2体だけみつかったので、一体を持ち帰った。他にタイワンアリタケが2体付いた葉を持ち帰った。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host: cicada Place: Kyoto. 09 Apr. 2019.


4月9日に採集したタイワンアリタケの外観を11日に撮影、17日にストローマを折り取ってアナモルフを検鏡した。
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Ophiocordyceps ootakii
Host: ant Place: Kyoto. 09 Apr. 2019.


これが折り取ったストローマ上に見られた分生子形成細胞だが、どうも以前見たタイワンアリタケのアナモルフとは違う。フィアロ型ではなく、突き錐上の先端部の小突起に一つずつ分生子が付いている。Engyodontiumに似ているようだ。おそらくタイワンアリタケの表面を薄っすらと覆っている別の菌のものだろう。何か出てくるかもしれないので追培を続けてみることにする。
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同じく4月11日に外観を撮影し、17日に検鏡したクモ生虫草。これは3月23日に神戸の実家の裏山で採集して追培養していたものだ。
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Gibellula sp.
Host: spider Place: Kobe. 23 Mar. 2019.


不明クモ虫草のシンネマ
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synnema of Gibellula sp.

不明クモ虫草の分生子柄
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conidiophore of Gibellula sp.

K川にも度々行ったが、毎年この時期に出るサナギタケは見つからず、24日にクサナギヒメタンポタケを1体だけ見つけた。
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Metarhizium kusanagiense
Host: Larva of Lepidoptera. Place: Nagaokakyo. 24 Apr. 2019.

  1. 2019/06/05(水) 08:33:38|
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名残の春型タンポタケ

2019/03/20

K川へ。菌生虫草のその後の様子を見に行ったのだが、あまり芳しくはない。前回から一ヶ月経っているので、ヌメリタンポタケはとっくに終わってしまい、春型タンポタケもわずかに4体残るだけだった。1体だけ持ち帰ったが、落ち葉の下にあったわけでもないのに色が薄い。
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Tolypocladium capitatum
Host: Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 20 Mar. 2019.


他の場所も探してみたがそれ以上みつからず、川に降りて葉裏の探索に切り替えた。こちらの方も不調で、以前見つけておいた木もあまり虫草が付いておらず、わずかにカイガラムシノショウコウビョウキンがいくつか付いていただけだった。ただ、今回は細長いカイガラムシで、このタイプの宿主は初めて見た。他のタイプの宿主から出たものもあった。
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Microcera coccophila?
Host: scale insect  Place:Nagaokakyo. 20 Mar. 2019.

  1. 2019/04/18(木) 10:45:49|
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やっとオオセミが

2019/02/27、03/05

2月27日、京都市内に出たついでにオオセミタケの坪を見てきた。1月中から2回ほど見に行ってはいたのだが、まだ出てはいなかった。
もうそろそろ出ていてもいい頃なので、昨年出ていた辺りを念入りに探す。落葉を掻き分けてみると小さいのが2本。地下で繋がっているようだ。少し離れてもう1本。かなり離れてもう1本。3本目は既に地上に出ていてかなり成熟していた。その後菌生虫草を探したが不発。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host: Nymph of Cicada Place:Kyoto. 27 Feb. 2019.


3月5日も京都市内へ。目的は菌生虫草。2月27日とは別の場所を調べた。
ここはシイやカシの仲間の混生林で、いかにも菌生虫草が出そうな場所だ。昨年見つけた辺りを探すと、さっそくヌメリタンポタケが2本みつかった。まだ少し小さい。少し離れた場所にもう2本。
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Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 27 Feb. 2019.


さらに探すと地表に露出したツチダンゴが見つかり、その周辺を念入りに探すとハナヤスリタケが10体ほど見つかった。1体持ち帰る。
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Tolypocladium ophioglossoides
Host: Elaphomyces sp. Place:Kyoto. 05 Mar. 2019.


持ち帰ったハナヤスリタケを3月18日まで追培養したところ、アナモルフらしきものが生えてきたので検鏡した。
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Anamorph of Tolypocladium ophioglossoides
  1. 2019/03/22(金) 14:51:12|
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