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梅雨が来た

2019/06/27、07/01、03

関西地方もようやく梅雨入りしたようだ。例年より20日近くも遅い。まとまった雨を受けてキヌガサタケなど梅雨のきのこも顔を出しはじめた。
6月27日は近所の寺にクモタケを見に行った。今までも雨が降るたびに見に行っていたが、雨が少なすぎたのか一体も見つかっていなかった。しかし今回は4本出ていた。
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“kumo190627c.jpg"
Purpreocillium atypicolum
Host: Nymph of cicada Place: Nagaokakyo. 27 Jun. 2019.


7月1日は昼食に出たついでに別の寺を見に行った。セミタケを確認するためだ。20年前ぐらいまでは市内のどの寺社でも見られたセミタケも改修などに伴って徐々に数を減らし、最近ではこの寺だけでしか見られなくなっていたが、昨年はここでもついに一体も見られなかった。絶滅したのかと心配していたが、今回、地面に顔を出したばかりのものを一体だけ確認できた。この寺でもクモタケを確認。
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“semi190701b.jpg"
Ophiocordyceps sobolifera
Host: Spider Place: Nagaokakyo. 01 Jul. 2019.


2日後にもう一度見に行ったが、少しだけ伸びていた。
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“semi190703b.jpg"
Ophiocordyceps sobolifera
Host: Spider Place: Nagaokakyo. 03 Jul. 2019.

  1. 2019/07/06(土) 11:38:46|
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梅雨が来ない

2019/06/19、24

今年は梅雨入りが遅い。6月下旬になっても未だ入らない。何度か探索に行ってはいるが、地面は乾いて普通のきのこさえ出ていない。
19日はK川へ。地生はハナサギタケが数体見つかったぐらい。
“hanasana190619.jpg"
Cordyceps tenuipes group
Host: Pupa of Lepidoptera. Place: Nagaokakyo. 19 Jun. 2019.

以前見つけていたクサナギヒメタンポタケは胞子を放出し終えて褐色になっている。
“kusa190619.jpg"
Metarhizium kusanagiense
Host: Larva of Lepidoptera. Place: Nagaokakyo. 19 Jun. 2019.


川に降りて葉裏を探すがアスケルソニアやコノイデオクレラは見つかるものの、クモ生はまだ付いていない。それでも未熟なコエダクモタケが一体みつかった。
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Gibellula leiopus
Host: Spider. Place: Nagaokakyo. 19 Jun. 2019.


他にはツバキの枝に付いた感染したカイガラムシ。何か出てきそうなので持ち帰る。
“humei190619.jpg"
Host: Scale insect. Place: Nagaokakyo. 19 Jun. 2019.

アラカシ?の葉裏で見つけたクモの卵嚢。ルーペで見ると子嚢殻がいくつか見えたので持ち帰って追培養することにした。どうやら未熟なコゴメクモタケのようだ。
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“rannou190619b.jpg"

“rannou190619c.jpg"
Torrubiella plana
Host: Egg sac of Spider. Place: Nagaokakyo. 19 Jun. 2019.


これは二週間ほど追培養したが黴びてきたので固定した。
“kogome190703.jpg"
19 Jun. 2019.

24日はジムシヤドリタケの坪を見に行った。昨年の同じ時期には30体以上も出ていたが今年は0、いよいよ隔年発生説が信憑生を帯びてきた。周辺も探したが地生種はほとんど見つからない。やむなく川に降りて気生種を探す。さっそく見つかったのがシャクトリムシハリセンボン
“syaku190624.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Larva of Lepidoptera. Place: Kyoto. 24 Jun. 2019.


他には未熟なコエダクモタケのアナモルフが一体。
“G_l190624.jpg"
Gibellula leiopus
Host: Spider. Place: Kyoto. 24 Jun. 2019.


不明の感染グモが一体。
“kumo190624.jpg"
Host: Spider. Place: Kyoto. 24 Jun. 2019.
  1. 2019/07/05(金) 10:12:49|
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東京遠征

2019/05/26

5月18日から31日まで東京のA画廊で個展があったので、18~21と24~28の二回、東京に行ってきた。画廊が11時に開くので、早起きしてホテルを出、都内や神奈川県の坪を一箇所ずつ毎日のように調べた。ただ、時期的に早すぎるのか、ほとんど成果はなかった。
26日の日曜日は画廊が休みだったので、コレクターのS氏のお招きを受けて神奈川県某市の氏の自宅を訪問した。その際、近くの山を車で案内していただいた。
最初の場所は小さな流れに沿った山道で、適度に湿った斜面を探すと小さな赤いものが見つかった。カメムシタケだ。近くを探すともう一体。まだまだ未熟だが、この時期に見つかるとは思っていなかったので嬉しい。
“kame190526a.jpg"

“kame190526b.jpg"
Ophiocordyceps nutans
Host: Stink bug Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


一体は持ち帰って追培養した。写真は5月29日のものと6月2日のもの。数日でかなりストローマが伸びている。
“kame190529.jpg"
29 May 2019.

“kame190602.jpg"
02 Jun. 2019.

同じ川の別の場所では葉裏からいくつかの虫草が見つかった。まず白い菌糸に覆われたクモ生種。持ち帰って追培するとシンネマが伸びてきた。ギベルラの仲間だが種類まではわからない。
“kumo190526.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


“kumo190602.jpg"
02 Jun. 2019.

“gibe190608.jpg"
08 Jun. 2019.

不明ギベルラのシンネマ
“GX19002sinnema2.jpg"
synnema of Gibellula sp.

不明ギベルラの分生子柄
“GX19-002bunseisihei.jpg"
conidiophore of Gibellula sp.

不明ギベルラの分生子
“GX19-002bunseisi.jpg"
conidia of Gibellula sp.

この場所では同じく葉裏からアブラムシのヒルステラやコノイディオクレラ・テヌイスなどもみつかった。
“abura190526b.jpg"

“abura190526ax.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Aphid Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


次に行ったのは資材置き場のような場所だったが、倒木が多数あり、そのうちの一本から植物の芽のようなものが伸びていた。虫草とは思わず朽ちた材を手で崩してみると、なんと宿主の体が見えた。ルーペで見るとできかけの子嚢殻のようなものも見える。現場では写真が撮れなかったが、これも持ち帰って追培。
“fumei190526a.jpg"

“fumei190526b.jpg"

“fumei190526c.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Larva of Coleoptera. Place: Kanagawa pref. 26 May 2019.


“kutiki190602.jpg"
02 Jun. 2019.

6月10日にほぼ完熟したので固定した。子嚢胞子は16分裂でクチキカノツノタケと思われる。
“kanotuno.jpg"

“kanotuno2.jpg"
10 Jun. 2019.

子嚢胞子
“kanotunohousi.jpg"
ascospore of Ophiocordyceps sp.
  1. 2019/06/20(木) 18:36:32|
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