寒波到来

2018/01/24

天気予報によればこの週の後半に非常に強い寒波がやってくということで、本格的に寒くなる前に出かけておくことにした。
K川へ。この日の狙いはやはり葉裏の気生虫草だ。ハガクレ谷を行く。ずっと川の中を進むのはさすがに厳しいので、道を進みながら時々川に降りて探すことにした。
早速アオキの葉裏からハガクレシロツブタケが見つかった。普通種だが撮影用に採集。
“hagakure180124.jpg"
Torrubiella sp.
Host: Pupa of Diptera Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じアオキの別の葉でコノイデオクレラ・テヌイスがたくさん付いたものが何枚か見つかった。
“conoid180124b.jpg"
Conoideocrella tenuis
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じ葉に猩紅病菌もいくつか付いていた。
“syoukou180124.jpg"
Nectria flammea
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


また、別の場所でハダニペニイロツブタケも見つかった。
“hadabeni180124.jpg"
Conoideocrella luteorostrata
Host: Scale insect. Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


何度目かに川に降りた場所でクモノエツキツブタケが一体みつかった。この時期なので古いものだが、なかなか見事な乾燥標本になっている。
“etuki180124.jpg"
Gibellula globosostipitata
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


同じく乾燥標本状態になったギベルラが一体みつかったが、種までは特定できない。
“kumo180124a.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.


小さなギベルラ・レイオパスも見つかったが、これは新しい。
“kumo180124b.jpg"
Gibellula leiopus
Host: Spider Place:Nagaokakyo. 24 Jan. 2018.
  1. 2018/01/29(月) 16:35:49|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ハスノミクモタケ

2018/01/19

新年に入ってから何度か近所の坪を覗いてみたのだが、ほとんど何も出ていない。19日はあまり寒くなかったので、久しぶりに自転車で京都市内に遠征した。目的地に着いてすぐ、幼木の葉裏にタイワンアリタケが見つかった。川沿いの道を幼木の葉をめくりながら進むと次々に見つかる。一時期少なくなっていたが、やや盛り返してきているようだ。ほとんどが子嚢殻ができていない幼菌だが、完熟に近いものもいくつか混じっている。
“ari180119c.jpg"

“ari180119d.jpg"

“ari180119e.jpg"

“ari180119b.jpg"

“ari180119a.jpg"
Ophiocordyceps unilateralis group
Host: Ant Place: Kyoto. 19 Jan. 2018.


幼木を調べながら進むうちに干からびたシャクトリムシハリセンボンが付いているのが見つかった。もちろん昨年出たものの残りでフタイロスカシツブタケの重複寄生を受けている。
“syaku180119a.jpg"

“hutairo180119.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Pupa of Lepidoptera Place: Kyoto. 19 Jan. 2018.


その近くでシダ類の葉裏から京都では今までに2回しか見たことがないハスノミクモタケが見つかった。しかももう少し進んだところでさらに一体が若木の葉裏から見つかった。どちらもやや未熟だが干からびていない。これまでに見つけた2回も冬だったので、どうやらこの種は京都では冬に発生すると考えていいようだ。この種は最近Cordycepsから新属Hevansiaに移され、Hevansia nelumboidesとなった。
“hasu180119a.jpg"

“hasu180125a.jpg"

“hasunomi3.jpg"

“hasu180125bx.jpg"
Hevansia nelumboides
Host: Spider Place:Kyoto. 19 Jan. 2018.


他にはクモ生のアナモルフがいくつか見つかった。
“kumo180119a.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider Place:Kyoto. 19 Jan. 2018.

  1. 2018/01/27(土) 14:41:36|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

2017虫草納め

2017/12/26、28、29

例年のことだが、個展やグループ展のため、10月から12月はほとんど虫草探しに行けない。個展が終わってからも後片付けや雨続きなどで、やっといけたのは12月も26日になってから。
まずK川へ。アブ谷のダム湖上流を探索。この時期には河原に落ちた葉を調べると、よくMoelleriellaの仲間の虫草が付いている。おそらくMoelleriella raciborskiiだが、この日はアナモルフしか見つからなかった。
asc171226c.jpg

asc171226a.jpg
Anamorph of Moelleriella raciborskii?
Host: Whytefly Place:Nagaokakyo. 26 Dec. 2017.


宿主はおそらくヤスマツコナジラミ
asc171226b.jpg
Host: Whytefly Place:Nagaokakyo. 26 Dec. 2017.

28日はK寺うらの山林へ。オイラセクチキムシタケのその後を見に行った。
伐採などのために人が入ったのか、10月に見つけておいたガヤドリタケの仲間や一部のオイラセは消失していた。
かなり奥まで行ってようやくオイラセ発見。ルーペで見ると既に子嚢殻ができかかっている。
10月に見つけていたものも含めて3個体が見つかった。未熟なので採集はせず。
oira171228b.jpg

oira171228c.jpg

oira171228d.jpg

oira171228f.jpg

oira171228e.jpg

oira171228a.jpg
Ophiocordyceps rubiginosiperitheciata
Host: Larva of Coleoptera Place:Nagaokakyo. 26 Dec. 2017.


29日は再びK川へ。本流ダム湖上流の坪を調べた。夏に見つけておいたシャクトリムシハリセンポンがどうなったか気になっていたが、ストローマがかなり無くなって苔むした状態でも、まだしっかりと枝に付いていた。もう一体のほうは消失していた。
syaku171229.jpg
Ophiocordyceps sp.
Host:Larva of Lepidoptera Place: Place:Nagaokakyo. 26 Dec. 2017.
  1. 2017/12/30(土) 17:43:01|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
次のページ