棍棒型菌生不明種2

2012/05/07

連休中は人出を敬遠して引き蘢っていたが、そろそろ出かけることにした。とりあえず近くのK川へ。キャンプ場側から入る。まずクサナギ谷を調べるが、さい先良くクサナギヒメタンポタケが1体見つかったものの後が続かない。クサナギは後にかなり離れた別の坪でもう一体見つかったが、この2体だけだった。ついでだが、クサナギヒメタンポタケは最近Cordyceps属からMetacordyceps属に移されている。
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Metacordyceps kusanagiensis
Host:cocoon of Lepidoptera. Place:Nagaokakyo. 07 May. 2012


サナギタケもさんざん探して結局1体のみ。やはり遅れているようだ。
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Cordyceps militaris
Host:pupa of Lepidoptera. Place:Nagaokakyo. 07 May. 2012


続いて棍棒型菌生不明種の坪へ。ここは一ヶ月前にも調べているが、その時には1体もみつからなかった。ところが今回は落ち葉を掻き分ける度にごろごろ見つかる。総計30以上。この場所はここ数年出続けている坪だが、これほどの数が見つかるのは初めてだ。
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Elaphocordyceps sp.
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 07 May. 2012

  1. 2012/05/08(火) 21:00:21|
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オオセミタケ最盛期

2012/04/27, 04/30

このところ東京、京都とグループ展続きで制作に忙しく、虫草探しに行く暇がなかった。4月27日は京都のグループ展開催中で当番に当たっていたが、少し早く出てオオセミタケの坪を見て来た。遅かった桜も終わり、人もそれほど多くない。すぐにオオセミタケが何本も見つかった。胞子を盛んに吐き出しているものもあるが、萎びているものはない。要するに今が盛りというところだ。ここは毎年来ているが、実は盛りの時期にはあまり来ていない。何枚か撮影してから2体ほど掘り出したらもう時間が来てしまった。30分もいられなかった。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:nymph of cicada. Place:Kyoto. 27 Apr. 2012


掘り出したオオセミタケ。寄主は大型で、おそらくアブラゼミ。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:nymph of cicada. Place:Kyoto. 27 Apr. 2012


30日は久しぶりにK川にでかけた。例年ならサナギタケがもう出て来ている頃だが、数カ所の坪を丹念に探しても一体も見つからなかった。やはり例年になく寒かったのが影響しているのだろうか。見つかったのは未熟なガヤドリの仲間が一体だけだった。おそらくガヤドリナガミツブタケ
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Cordyceps tuberculata
Host:adult of moth. Place:Nagaokakyo. 30 Apr. 2012


また萎びた大型の菌生虫草が一体見つかったが、タンポタケにしては色が黄色いので持ち帰って調べてみた。
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Elaphocordyceps longisegmentis
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 30 Apr. 2012


頭部を少しカットして検鏡すると見覚えのある胞子が見つかった。ヌメリタンポタケで間違いなさそうだ。K川ではこの種は初めてだ。
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part-spores of Elaphocordyceps longisegmentis
  1. 2012/05/03(木) 21:46:22|
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ようやく春が

2012/03/28, 04/02

もう4月になろうというのにまだまだ寒い。ずっと雨続きだったが天気予報を見ると大丈夫そうなので、3月28日は久しぶりに京都市内に出かけた。嵐山から嵐電に乗り換えて右京区の坪へ。桜も咲いていないのに随分観光客が多い。中国語や英語があちこちで飛び交う。昨年とはえらい違いだ。駅からしばらく歩いて山に入る。コロモコメツキムシタケ狙いだが、どうやら今年もだめなようだ。
結局みつかったのは未熟なガヤドリの仲間2体だけ。一応ガヤドリナガミツブタケとしておく。
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Cordyceps tuberculata
Host:adult of moth. Place:Kyoto. 28 Mar. 2012


他にはハイイヌガヤの葉裏にカイガラムシ生のアナモルフがみつかった。カイガラムシキイロツブタケと同じ寄主と思われるので、同種のアナモルフかもしれない。
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Hirsutella sp. anamorph of Torrubiella sperficialis?
Host:scale insects Place:Kyoto. 28 Mar. 2012


分生子形成細胞と分生子
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 conidiogenous cells and conidia of Hirsutella sp.

4月2日はこれも久しぶりにK寺裏の山林へ。菌生虫草がそろそろ完熟期と思われるので見に行ったのだ。タンポタケはもう少しで完熟という感じで、胞子を吐き出しているものもある。
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Elaphocordyceps capitata
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 02 Apr. 2012


こちらはヌメリタンポタケと言いたいところだが、一塊になったヌメリタンポのストローマの中にタンポタケのものが2本混じっている。(C= E.capitata) 一見すると同じ寄主のツチダンゴから2種類のストローマが出ているように見えるが、掘ってみると別々の寄主から出ていた。乾いているので容易に見分けがつくが、濡れていれば非常に紛らわしい。ヌメリタンポタケのタイプ標本にはこの両種が混じっていたということだが、このように入り交じって生えるのでは無理もないかもしれない。
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Elaphocordyceps longisegmentis
Host:Elaphomyces sp. Place:Nagaokakyo. 02 Apr. 2012

  1. 2012/04/02(月) 21:18:34|
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