2017年1月まとめ

2017/01/11、13、23

正月休みも終わってようやく落ち着いたので何度か出かけてみたが、やはりこの季節は収穫が少ない。
11日はK寺裏の山林を調べたが、菌生種はまだ顔を出しておらず、昨秋に見つけておいたオイラセクチキムシタケの結実を確認するだけに留まった。
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Ophiocordyceps rubiginosiperitheciata
Host:larva of Coleoptera. Place:Nagaokakyo. 11 Jan. 2017.


13日は京都市内に出たついでにオオセミタケの坪を調べた。さすがにまだ早すぎるかとも思ったが、一本だけ顔を出していた。
この一本以外には見つからなかったので、本当に出始めたばかりなのだろう。
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Ophiocordyceps heteropoda
Host:Nymph of cicada Place:Kyoto. 13 Jan. 2017.


23日は自転車で遠征して、西京区の谷を調べた。一週間前の雪がまだ残っており、その日も雪がちらつく寒い日だったが、虫草探しに支障がある程ではなかった。
道沿いの低木の小枝に何か付いていたのでルーペを出して見てみると、子嚢殻らしきものが見えた。持ち帰って調べてみると、どうやらお馴染みの重複寄生菌らしい。シャクトリムシハリセンボンなどによく付いているやつだ。しかし宿主がよくわからない。
はじめはハゴロモか何かだと思ったが、眼や口のようなものが見えない。いろいろ考えたあげく、どうやらシャクトリムシハリセンボンの胴体の大部分が失われて、脚の部分だけが残ったものという結論に達した。
つまりフタイロスカシツブタケということだ。
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Torrubiella sp.
Host:larva of Lepidoptera Place:Kyoto. 23 Jan. 2017.


タイワンアリタケは以前に比べて随分少なくなっていた。道沿いの幼木の葉裏をざっと調べただけだが、十数体しか見つからなかった。
ただ、結実しているものの割合は夏と変わらなかった。
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Ophiocordyceps unilateralis
Host:Ant Place:Kyoto. 23 Jan. 2017.


クモ生ではギベルラ・プルクラが一体だけ見つかった。
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Gibellula pulchra
Host:Spider Place:Kyoto. 23 Jan. 2017.

  1. 2017/02/01(水) 11:35:40|
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ようやく始動

2017/01/10

個展などいろいろあってK川も随分ご無沙汰していたが、約3か月ぶりに行ってみた。手始めにアブ谷から。ここは真冬でも葉裏の気生種が見られるところだ。途中の道で何気なく低木の葉をひっくり返してみると、さっそくコノイデオクレラ・テヌイスが見つかった。
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Conoideocrella tenuis
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


アブ谷に着いていつものツバキの木を調べてみると、やはり川上橙色虫生菌が見つかった。今年はかなり数が多い。
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Aschersonia kawakamii
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


その近辺では他にも先ほどのコノイデオクレラ・テヌイスなどいくつかの気生種が見つかった。

ハガクレシロツブタケは真冬にもかかわらず、ちょうど良い熟度のようだ、
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Torrubiella sp.
Host:pupa of Diptera Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


ネクトリアの仲間。アオキの葉裏に5、6体。
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Nectria sp.
Host:scale insect Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


場所を変えて隣の谷ではツバキの葉裏にアスケルソニア・ゴルディアーナが多数。
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Aschersonia goldiana
Host:Whitefly Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.


他にクモの卵嚢と思われる物から出たTorrubiellaが見つかったが、これはいつものアカツブではなくコゴメクモタケだろう。
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Torrubiella plana
Host:Egg-sac of spider Place:Nagaokakyo. 10 Jan. 2017.

  1. 2017/01/14(土) 12:53:01|
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ツブノセミタケの新芽

2016/12/23

個展のため随分長く更新できなかったが、個展が終わってもなかなか虫草探しにでかける余裕ができない。年の瀬も間近に迫ってきているので、とりあえず家から徒歩10分ほどの近場の坪の記事でお茶を濁しておく。

1枚目の画像を見ただけではよくわからないだろうが、これはツブノセミタケの新芽だ。
この場所は1990年代の初め頃に見つけたのだが、それ以来四半世紀にわたって入れ替わり立ち替わりツブノセミタケが発生し続けている。毎年冬に新芽が発生し、夏に完熟する。宿主が充分に大きい場合は胞子を放出した後も消滅せず、次の冬には古い株から枝分かれするように新しい芽が出てくる。
2枚目の画像の白いものはおそらくアナモルフだと思われるが、これも冬によく見られる。
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tubusemi161223a.jpg
Polycephalomyces prolificus
Host:Nymph of cicada Place:Nagaokakyo. 23 Dec. 2016.
  1. 2016/12/28(水) 11:34:47|
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