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神戸市内あちこち

2020/05/07, 20, 06/04

少し足を伸ばしてS谷以外に出かけてみた。と言ってもまだ市内だけだ。
5月7日はとなりの谷へ。ここはS谷と違って人気のあるハイキングコースなので人が多い。川は水量が多いが、道は舗装されていてあまり虫草は出そうにない。途中で道が川から逸れるので、川の方に入ってみた。川沿いの斜面や低木の葉裏を調べると、いくつかクモ生やカイガラムシ生のものが見つかった。
クモ生ではギベルラの仲間が2体とヘヴァンシア・ノヴォギネエンシスが1体。
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Gibellula sp.
Host: Spider. Place: Kobe. 07 May 2020.


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Hevansia novoguineensis
Host: Spider. Place: Kobe. 07 May 2020.


イヌガヤの仲間の葉裏にはカイガラムシがたくさん付いていたが、多くは白い菌に覆われていた。おそらくカイガラムシキイロツブタケに感染のだろう。
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Torrubiella sperficialis
Host: Scale insect. Place: Kobe. 07 May 2020.


アオキの葉裏では猩紅病菌も見つかった。
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“syoukou200507b.jpg"
Microcera coccophila
Host: Scale insect. Place: Kobe. 07 May 2020.


5月20日は電車で裏六甲へ。地図で当たりを付けておいた川を調べた。まず見つかったのがヒメクチキタンポタケ、京都では普通だが神戸で見るのは初めてだ。
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Ophiocordyceps annullata
Host: Larva of Coleoptera. Place: Kobe. 20 May 2020.


他には未熟なガヤドリタケの仲間とクモ生が4体。(未熟なもの3と完熟のヘヴァンシア・ノヴォギネエンシスが1)未熟なクモ生種は2体を持ち帰り追培したが、やはりヘヴァンシア・ノヴォギネエンシスだった。
“ga200520.jpg"
Akanthomyces tuberculatus group
Host: Adult of Lepidoptera. Place: Kobe. 20 May 2020.


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“kumo200520c.jpg"
Hevansia novoguineensis
Host: Spider. Place: Kobe. 20 May 2020.


“H_n200606.jpg"
 06 Jun. 2020.

6月4日にも裏六甲の別の川を調べた。こちらでもヒメクチキタンポタケが1体すぐに見つかった。
“hiku200604.jpg"
Ophiocordyceps annullata
Host: Larva of Coleoptera. Place: Kobe. 04 Jun. 2020.


他にはコノイデオクレラ・テヌイス よく見かける種だが、宿主がカイガラムシではなくアブラムシのようだ。
“cono_t200604.jpg"
Conoideocrella tenuis
Host: Aphid? Place: Kobe. 04 Jun. 2020.


クモ生も1体。未熟なので持ち帰って追培。ギベルラだった。
“kumo200604a.jpg"
Gibellula sp.
Host: Spider. Place: Kobe. 04 Jun. 2020.


“gibe200617.jpg"
 17 Jun. 2020.

そこら中の木の幹に毛虫が大量に死んでいる。疫病菌にやられたようだ。どうやらエントモファーガ・マイマイガというやつらしい。何体か持ち帰る。
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“maimai200604b.jpg"
Entomophaga maimaiga
Host: Larva of Lepidoptera. Place: Kobe. 04 Jun. 2020.


分生子と休眠胞子
“maimaihousi.jpg"
  1. 2020/06/30(火) 10:43:36|
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神戸のヌメタン

2020/04/07, 16, 21

新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出て不要不急の外出は自粛ということになった。近所の散歩ぐらいは構わないということなので、歩いていける範囲で人のいないS谷だけに行くことにする。

7日、滝に近い渓流沿いのシラカシのそばでヌメリタンポタケの群生を見つけた。すでに完熟していて7~8本出ている。もちろん神戸では初めてだ。近くのシラカシの根元周りを調べると、もう一箇所でやはり7~8本の群生が見つかった。それぞれの群生から一体ずつ採取して持ち帰った。
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“nume200407b.jpg"

“nume200407c.jpg"
Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place: Kobe. 07 Apr. 2020.


持ち帰ったヌメリタンポタケ。
“nume200407e.jpg"


胞子を検鏡してみると9分裂型だった。
“numehousi200407ax.jpg"
ascospore of Cordyceps tenuipes

16日、少し範囲を拡げて川の両岸を調べる。やはりシラカシの根元周りで何箇所かヌメリタンポタケがみつかった。一箇所につき1~3本ずつ、かなり広範囲に発生している。総計10本ぐらい。
“nume200416a.jpg"

“nume200416b.jpg"
Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place: Kobe. 16 Apr. 2020.


21日にもかなり離れた場所で7~8本の群生が見つかった。
“nume200421a.jpg"
Tolypocladium longisegmentum
Host: Elaphomyces sp. Place: Kobe. 21 Apr. 2020.
  1. 2020/05/19(火) 12:31:43|
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2020年3月まとめ

2020/03/09, 11, 13

神戸に移ってから近所を中心に何箇所か調べてみたが、なかなか良い場所が見つからない。
最初に調べたS谷がややマシだが、それでも京都や長岡京には遠く及ばない。
9日は少し遠出して市の北部へ行き新しいルートを開拓しようとしたが、結局歩くのに精一杯でいい坪は見つからなかった。
途中の渓流沿いでヒサカキの葉裏のコナジラミに付くアスケルソニアの仲間を見つけた。おそらくモエレリエラ・ラシボルスキイのアナモルフだろう。宿主はイヌツゲクビレコナジラミのようだ。
“moe200309b.jpg"

“moe200309a.jpg"

“kona200309.jpg"
anamorph of Moelleriella raciborskii
Host: Whitefly. Place: Kobe. 09 Mar. 2020.


11日は久しぶりに京都へ。知り合いのグループ展をみに行ったついでにオオセミタケの坪を見てきた。
ここも年々発生数が減っており、今年はついに2体だけになった。この時期にしては今までで最も少ない。これからもう少し増えるとは思うが、あまり期待はできそうもない。
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“oosemi200311b.jpg"
Paraisaria heteropoda
Host: Nymph of cicada. Place: Kyoto. 11 Mar. 2020.


13日はS谷へ。先日イトヒキミジンアリタケを見つけた場所を綿密に調べた。新たに3体みつけたが、それだけ。
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“ari200313b.jpg"

“ari200313c.jpg"
Ophiocordyceps sp.
Host: Ant. Place: Kobe. 13 Mar. 2020.
  1. 2020/05/18(月) 16:34:24|
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